内容説明
「定着しない目覚め」から「定着する目覚め」へ
25歳で「目覚め」の体験をし、32歳で悟った著者が、「目覚め」後のさまざまな、誤解、落とし穴、間違った思い込みについて説く!
カリフォルニアでスピリチュアル教師として活躍するアジャシャンティの著書、日本初紹介!
スピリチュアルな目覚めを経験して、そのプロセスがどう続き、展開するのかを理解したい人にとってのガイドとなる一冊!
「エゴの消滅には時間がかかります。目覚めの一瞥は瞬間的ですが、その一方、そのあとに展開する夢の状態の重力を超えるというプロセスがあるのです。」
(本文より)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hamham
15
「世の中にいなければいけないが、世の中に所属してはいけない(イエス)」「私にとってスピリチュアリティとは、喜んで顔から真っ逆さまに落ちることです」「断酒への道を歩くのは『私にできることは何もない』と理解したアルコール中毒者です。『私はそれをすることができる。私はコントロールしている。私はこれを超える道を見つけることができる』と言っているかぎり、変容は起こらないのです」「彼は不愉快や困難な物事を避けるために、覚醒を理由に使っていたのです」「悟りは、あなたの人生が計画どおりにいくことを保証しません」2014/11/14
おやつ
7
私は目覚めたわけではないですが、なんだか誰も何もしていないのでは、ただ世界は展開されているだけなのでは、という無力感の中にいるときに、この本は救いでした。2017/12/27
哲学(てつまなぶ)
4
「本当の覚醒、本当の悟りは、個人的意識の完全な放棄を通じてやって来ます。」p179「「私が生に対して、死に対して、エゴ自体が消滅することに対して、シンプルな心からの『はい』を言うとき、私たちはもはや奮闘していません。それは人生を航行する新しいやり方です。」P183個人的意識を放棄し、自分を明け渡し、起きていることに「はい」といい、抵抗せず、すべてを受け入れることが覚醒、悟りということなのだろう。起きていることに抵抗せず、「はい」と言えるようにしたい。「はい」と言えなければ、言えないことに「はい」を言おう。2013/10/05
iwafune
4
「どうやって目覚めに留まっているか」ではなく「どうやって自分自身を目覚めから追い出すのか」。いい本だと思います。2013/08/06
yamaneko*
3
皮肉なことに、「悟り」の状態とは、多くの人がイメージするのとは程遠い空であり、一度「目覚めた!」と思っても、それ以前にすぐ戻っていくことも多いという。2013/03/03