愛着関係とメンタライジングによるトラウマ治療:素朴で古い療法のすすめ

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愛着関係とメンタライジングによるトラウマ治療:素朴で古い療法のすすめ

  • ISBN:9784762829697

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内容説明

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本書は、トラウマの原因を情動的苦痛の中に孤立無援のまま放置されることと捉え、愛着関係の中でのトラウマのメンタライジングがすべてのトラウマ治療を有効にする共通要因であると主張する。そして、トラウマ関連障害およびトラウマ治療に関する最新の知見を紹介したうえで、誰でも実践できる「素朴で古い療法」を提唱する。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

10
以前から興味は持っていたが、装丁が好みでなく、見送っていた。”素朴で古い療法”という表現も、方向性はなんとく理解できても、だったらなぜ、メンタライジングという表現を使うのだろうとの疑問も。 しかし、読めば類なき良書だとわかる。非常に読みやすい。MBTの紹介というよりは、愛着やメンタライジングと私たちの心的状態との関連を丁寧に拾いながら、到達点としては、セラピストークライアント関係のベースにある、「愛着」とメンタラジング機能にいくつくというどちらかというと、思索的な本かな。2019/07/15

さとし

3
愛着障害とトラウマを突き詰めていくと、「悪とは何か」という命題にぶつかり、ずぶずぶと底のない思考の沼に沈んでいくようだ。「悪とは何か」のひとつの答えがメンタライジングの欠如であり、トラウマの予防にも治療にも必要。そのメンタライジングが生じる培地が安定型愛着であって、逆に、メンタライジングすることで安定型愛着が生じる。そのなかで「善」を確信し、最終的に希望を育むことが目標。2019/03/16

すのうふれいく

1
飛ばし読み

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