内容説明
日本を良くしたいと思わない日本人はいない。政治・経済・社会のあらゆる面で劣化している日本のために、ある者は金銭で、ある者は労働力でまたある者はアイデアで一肌脱ごうと考えている。
本書は、このうち、アイデアで貢献しようと考えて企画したものである。本書は、出版社の企画という形で次のようなアイデアを提案する。
「政治の仕組みを変えようー選挙制度から議会までー」「こんなに簡単日本の財政再建」「こんな法律が欲しい こんな法律はいらない」「日本の劣化を救う適格者制度の創設」「東京大学経済学部を変えてみよう」「こうすれば簡単日本の景気回復」「少子化対策の切り札雇用制度を元に戻す」「日本の法律をアメリカの法律に合わせよう」
以上の企画には読者が目をむくアイデアがあるかもしれない。しかし、企画以上に重要なことは、日本を覆っている空気すなわち沈黙を破っていることである。
企画以上に沈黙を破っていることに本書の貢献があると考えている。
目次
第1章 持ち込まれた企画
1 持ち込まれた企画
(1)どこが悪い
(2)おかしい―日本の正義はどこへ行った―
(3)究極の女性・子供保護法
(4)日本再生の切り札 老人退場
2 企画会議の招集
第2章 5時から男たちのエキサイトナイター
1 編集1課の一球入魂
2 編集2課の快打洗心
第3章 企画会議
1 編集長挨拶
2 編集1課の企画
(1)課長 山中雅弘の企画
企画/「日本の不安」
(2)課長代理 小川弘昭の企画
企画/「日本のロードマップ」
(3)栗木雄吉の企画
企画/「日本の警察・検察」
(4)島村正信の企画
企画/「日本の食糧安全保障」
(5)荒井清光の企画
企画/「大丈夫か 日本の外交」
3 編集2課の企画
(1)課長 朝比奈登の企画
企画/「政治の仕組みを変えよう―選挙制度から議会まで―」
(2)課長代理 奈倉文三の企画
企画/「こんなに簡単日本の財政再建」
(3)北沢正一の企画
企画/「こんな法律が欲しい こんな法律はいらない」
(4)東真の企画
企画/「日本の劣化を救う 適格者制度の創設」
(5)大原学の企画
企画/「国民を幸せにする官の働き方改革」
4 営業部との打ち合わせ
第4章 社長決裁
1 企画決裁のスタンス
2 企画会議案件の決裁
3 社長決裁の下達
第5章 編集活動は明日も続く
1 編集1課の獅子吼
2 編集2課の直言