内容説明
首都の輝き、首都の威厳。北京千年の歴史、文化、風俗を伝える魅力の旅行記。千年の歴史を秘める中国首都を探訪――中国の首都として、千年の歴史を秘める北京。そこは時の流れの風化、人の世の変転のなかで、いまなお首都の輝き、首都の威厳を失わない。まちには人々の精気が、活気がみなぎっている。歴史の遺跡をたずね、文明の源流を求めて雄大な王城の地をくまなく逍遙し、肌で感じた北京のすべてを伝える好紀行。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kitinotomodati
6
もうここにあるような「北京酔い」は体験出来ないのだろう。芥川が酔った北京を見てみたかった。2020/06/07
Tanaka9999
5
1978年に書かれた北京の歴史史跡と歴史記載をからめた紀行文。中国が本格的な近代化に入る直前なだけに、今はかなり変わったんだろうなぁ。芥川龍之介が起こした北京酔いは、今でもおこすような町なのだろうか?2019/07/02
うな坊
0
おもしろかった。今年、北京を再訪するが、陳さんが書かれたころとはずいぶん違っているだろうな。2015/06/20
川野隆昭
0
#1726-3142019/11/29