内容説明
「本気で伝えたい」「分かってほしい」――この本を貫くのは,教師が学生に論理学の魅力を届けたいと願ったその思いである.第Ⅰ部では記号を使わずに,日常の言葉の中で論理学の話題を取り上げる.そして第Ⅱ部では,記号を使ってそれを武器にしながら,現代論理学の基本的な体系である述語論理までを一望する.生活や仕事で論理的になりたいと思う人にもかならず役立つ一冊.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.
目次
はじめに┴1 日常の言葉に論理が生きている┴1 命題と真偽┴2 推論と演繹┴3 否定┴4 私たちはこれからどこに行こうとしているのか┴5 連言と選言とド・モルガンの法則┴6 消去法┴7 条件法と逆・裏・対偶┴8 対偶論法┴9 推移律┴10 背理法┴11 全称命題・存在命題・単称命題┴12 「すべて」と「ある」を用いた演繹┴13 全称と存在のド・モルガンの法則┴14 全称と存在を組み合わせる┴15 第Ⅰ部の復習┴2 論理を扱う記号言語を作り出す┴16 論理学とはどういう学問か┴17 否定の意味┴18 連言と選言の意味┴19 論理式┴20 命題論理の論理法則 否定・連言・選言に関して┴21 条件法の意味┴22 命題論理の論理法則 条件法を加えて┴23 いま私たちは何をしているのか┴24 いろいろな論理式の真理表を作ってみよう┴25 「すべて」と「ある(存在する)」を論理定項に加える┴26 述語論理の論理式┴27 述語論理のド・モルガンの法則┴28 すべての哲学者は怠け者だ・ある哲学者は怠け者だ┴29 妥当式┴30 多重量化┴31 公理系┴練習問題の解答┴索引
感想・レビュー
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