岩波ジュニア新書<br> 10代の真ん中で

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岩波ジュニア新書
10代の真ん中で

  • 著者名:村瀬学
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 岩波書店(2021/04発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784005003891

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内容説明

中学生になるころからいろいろなことがわからなくなってくる.たとえば国語は何を勉強するものなのか,歴史ってなんなのか.ともだちとか親についてもこれまでとは違った感じになる.1人の中学生がある先生とメールでやりとりしながら,なぜわからなくなってきたのか,どこがわからないのか,大人になるってどういうことなのか,考えていく.

目次

はじめに┴1 10歳からの旅立ち┴1 「線」を引きはじめる┴『小さい太郎の悲しみ』/「一本の線を引く」ことがはじまる/「Sケン」をした・秘密基地を作った/「敵」に出会う・「戦士」になる、でも「戦争ごっこ」じゃないんだ┴2 「冒険」がしたい!┴『ドラえもん』にゃずいぶん助けられた/『ドラえもん』は「門」みたいだ/「のび太」になる┴3 「推理」がおもしろくなる┴『名探偵コナン』にはまる/「一人二役」の面白さ 『名探偵コナン』の二つの顔┴4 10歳 比較する力のはじまり┴「千」って「線」? 『千と千尋の神隠し』を見る/子どもの「戦い」と「物語」と 映画『少年時代』を見る/10歳 「比較する力」のはじまり┴2 13歳「わからなさ」のはじまり┴1 「夕焼け」の体験┴「わからなくなってきた」んだ/「つながりゼロ」にして見つめる/「はじめて世界を見る」ように┴2 「旅人」になる┴歌と旅人 「もう一人の自分」へ/誰もが「一人ぼっち」になる世代/歌、この小さな映画館┴3 変身について┴「狼になる」/生き物はみな「変身」する/「生きる場」によって姿が変わる/二つの変身 「早い変身」と「ゆっくりした変身」┴3 「学ぶこと」との出会い┴「12歳のイエス」のこと/「13歳」という出発点┴1 地理 国と地図の間にある世界┴国と地図と写真と/「地図」は人が考えた境界線でできている/映画『1492コロンブス』を見た/「地図」と「植民地」/「怪獣」に見える「ヨーロッパ」/「地図」って何だという問いかけ┴2 国語 物語と現実の間にある世界┴『銀河鉄道の夜』への疑問/「現実」は「物語」と「事実」の混合体だ/映画『バトル・ロワイアル』は中学生が殺し合いをする映画なのか?/「教室」からはじまる物語にしてるんだ/「キャンプ」になればエゴがぶつかる/恐怖映画は「変身」がテーマなんだ┴3 理科 レンズと肉眼の間にある世界┴なんでその写真が「火星」とわかるんだ/「代わりの目」が「自分の目」になることへの疑問/電子顕微鏡で見る世界/「途中」が飛ばされている/「レンズで見る世界」/「飛ぶ人」になる/「飛ぶ人」から「歩く人」へ/「ゆっくりと動く」世界┴4 歴史 「時の地図」を読む世界┴「ガンダムの歴史」と「鎌倉時代の歴史」はどう違うんだろう/生き物はみんな「過去を未来に生かして」生きている/映画『1492コロンブス』が面白い/未来の予想のために/時の地図 「暦」から「歴史」へ/時の地図に「歴史の先」を読む/歴史の「教科書」ってなんだ/「ガンダムの年表作り」だって捨てたもんじゃない┴5 数学 マイナスの世界ってなんだ┴「マイナス」を「引く」ってことがわからなくなってきた/「数」が「線」としてはじまる/「数直線」 「数」が「線」になる不思議/「マイナス」が「引く」ではなくなるときがくる/「琵琶湖の水位の計算」にはトリックがある?┴6 数 数えることの不思議さ┴  「五〇万人目の入場者」ってどういうふうに数えるの┴「市営プール入れ替え事件」と「数」のこと/「ルール」によって「数」の姿が違ってくる/数えられないものを数えている┴7 倫理 映像が倫理を創り出すんじゃないか┴「ツインビル旅客機激突炎上」の映像が「映画」に見えたのはおかしいの?/「惨劇」を「ショー」のように見せる/「レンズ越し」に何度も同じ映像を見た/映像は編集=加工されている/「自爆テロ」と日本の「神風特別攻撃」「武士道の精神」/戦時中「出陣学徒壮行会」の映像が日本全国で放映されたんだ/たくさんな「声=倫理」に出会う必要がある┴4 家からの旅立ち┴1 「ともだち」との出会い 「ケータイ」文化の中で┴「着信気になり症候群」/「テレフォンエイジ」があった/「ケータイ」 この「ちょっとした家出」/「ケータイ」の二つの使い方/「連絡」から「ふれあい」へ/失恋 「自分と同じじゃない」ことを知る/「武器」としての「ケータイ」について┴2 「親」とのわかれ┴『プラトニック・セックス』を読んだ/「スポーツとしての性」と「ひたむきさ」/悪いってわかってるんだ 『一房の葡萄』の訴えるもの/13歳「悪いやつになる」 「親のルール」から「子のプラン」へ┴5 「明日」があるさ 「ひとり成人式」へ向けて┴大人になる目安ってあるんだろうか/「明日」がある/「希望」がある/「ひとり成人式」へ向けて┴あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みらい

0
生物を勉強していると、ときどきすごくもやもやすることがある。いまだに忘れないのは、細胞の模式図。ぼくは「ミトコンドリアは細胞に1つ」だとずっと思っていた。だって教科書には1つしか書いてないから。先生にそのことを言ったら笑われた。でも、ぼくの疑問はそんなに変なこと?じゃあなんで核は1個しかないの??10代で学ぶ勉強を理解できる人は、「そういうものだ」と自然に受け入れている気がする。僕自信もほとんどスルーしてきたけど「中学に入ってから勉強がよくわからなくなる」ってこういうことなのかな、と改めて考えさせられた。2015/06/07

すて

0
説明文苦手な人にはいいかも・・・2009/08/22

AKIRA

0
まなびライブラリー(9月分)2021/09/30

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