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内容説明
多くの現代人が苦しむ30の悩みを挙げ、それぞれに大きな救いをもたらす禅の一言を紹介。「随所に主となる」「勝つものは恨みを受く」「思うて詮なきことは思わず」「呼吸がすべてだ」……。さらに脳科学を研究してきた著者による医学的アドバイスなど、具体的なメソッドもやさしく解説。人生への感謝が生まれる一冊。 【本書でとりあげた悩み】●人の不幸を望んでしまう ●人と親しくなれない ●自分への評価が心配 ●卑怯な行為がばれないか不安 ●クレーマー ●部下指導 ●いじめ ●仕事にやりがいがない ●自信がもてない ●こんな会社でよいのか ●会社の倒産 ●働く理由 ●美人ではない私 ●傷つくのが怖い ●彼女を奪われた ●親にイライラ ●引きこもり、うつ ●厄介な息子 ●嫁姑の争い ●定年退職した夫に冷たくしてしまう ●親の介護 ●妻との死別 ●年金不安 ●老いの恐怖 ●東南アジアの窮状 ●死の恐怖 ●人生の意味とは何か
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユズル
19
これまで、何冊も禅とつく本を読んできましたが、今回はなんだかスッと入ってこなかったです。最後のほうは人生相談っぽくなって、そういうの望んでなかったから、なんか違った感じが否めません。ただ、相談事が自分に当てはまる方は、禅抜きに参考にはなるのではないでしょうか。2016/03/02
Kent Kaseda
13
【評価:55点】ライトな内容の、仏教をネタにした自己啓発本的な一冊である。ただ、有益なアドバイスもあるので、軽い気持ちで読む分には別に構わないだろう。「生じた念は直ちに払拭せよ」という意図の言葉は、私自身覚えておきたいと思った。2018/01/08
B.J.
5
●全ての苦しみは、好き嫌いを言うことからくる。 ●労働の意義は生きる上での本質的な問題。遺産が充分にあるような人というのは、働かなくてもよいのではないかと思うかもしれないが、そうなると働くというのはお金のためだけということになり、労働の意義が失われる。 ●この世の日暮れは、あの世の夜明け。by浅原才市 ●「ゆがめられた考え方」が心を苦しめる:もっとも多いのは、二元論で考えること。白か黒か。 ●「他人の心は神に任す」「過去の処理は神に任す」 ・・・本文より2020/03/28
Kaz
3
「禅」というタイトルに魅かれて読みましたが、要するに仏教の一派ということがわかりました。心には響かなかったなあ。2013/10/29