ファン文庫Tears<br> 動物園であった泣ける話

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ファン文庫Tears
動物園であった泣ける話

  • ISBN:9784839975173

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内容説明

子どものとき親と行く、若い時にカップルで行く、親になってから子どもと行く。
人生で3回は行くといわれる動物園。動物好きなら3回どころか、何十回と行く方もいるかもしれません。

動物と触れ合うことで人は癒され、明日を生きる活力となります。

本書はそんな動物園を舞台にした心にしみる12編のストーリーを収録したものです。

ライト文芸の世界で活躍する気鋭の作家12人が紡ぐ優しさ溢れるアンソロジー、ぜひ本書で気持ちの良い涙を流していただければ幸いです。

Step by Step 楠谷佑
血の繋がりがない父子。「親子割引クーポン」で来た動物園で、二人の心は繋がる。

猿山と登山 溝口智子
車椅子で猿山を見る老婆、彼女のネガティブな心は娘たちの手を借りて変化していく。

番い鳥のフォレルスケット 烏丸紫明
丹頂鶴の番いの前で足を止めた貴之は、恋人の真琴に向かって想いを打ち明ける。

そこにはきっと宝物があるから 猫屋ちゃき
絵の題材を探しに動物園に来た泰樹は、一人無表情でサイを見る少年に気が付き…

ちいさなぼくとネコのあいだに、クマがはいってゆきました 鳩見すた
飼い猫シッタが亡くなり親子で初めて来た動物園、息子はシッタの声が聞こえると言う。

パンダが来た!
霜月りつ

動物に喩えて
水城正太郎

ライオン、子ライオン、孫ライオン
那識あきら

わたしは檻の中
朝比奈歩

私に似た人
浅海ユウ

願掛けバナナ
一色美雨季

俺の会社は動物園! ?
編乃肌

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

れい

11
【図書館】幅広い年齢層が主人公のそれぞれの人生の切り取り。切ないけど前向きに向かっていく主人公たちにほんわかさせられました。各話が作者が違うので、切り口もそれぞれ。2022/04/08

hotate_shiho

1
動物園で起こる、いろんな人のいろんな話、凄く良かったです。動物園行きたくなりました。2021/04/15

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