住宅破産

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住宅破産

  • ISBN:9784295201250

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内容説明

【公認会計士が説くローン破産回避策!】

日常の家計収支の面では賃貸も住宅ローンも同じです。住宅ローンを滞納すると、住宅を手放さなければならなります。マイホームの使用価値を享受するために所有者が払うリアルな金額は毎月の住宅ローンの返済額です。マイホームをどうしようとしているのか? その局面によって肝になる価値の切り口が変わるのですが、その局面と注目すべき価値にミスマッチを生じさせている人が実は多いのです。
終の住処が重荷になる前に、知っておきたいローン対策の決定版。

〈本書の特長〉
・公認会計士が説くローン破産回避策
・年齢別、住宅ローン返済の秘訣を紹介

〈本書の内容〉
第一章 コロナがもたらした住宅業界の変化と潜在リスク
第二章 住宅ローンで家を買うリスクと計画の立て方
第三章 「収入減に強い」住宅ローンの借り方、返し方
第四章 終の住処が重荷になってしまう人
第五章 住宅所有のリスクマネジメント
終章 今の自分の貸借対照表を作ってみよう!

〈掲載トピックス〉
・今後の住宅ローンの金利動向はどうなる
・コロナ連鎖倒産の潜在リスク
・潜在するマイホーム債務超過リスクの対策
・マイホーム購入後から目指すべき貸借対照表の形
・借り換えて返済期間を延長することもできる
・共働き夫婦にとってアンフェアな住宅ローン
・「任意売却専門会社」は任意売却を勧める選択肢しかない
・保険金が支払われる条件

〈著者プロフィール〉
千日太郎(せんにち・たろう)
オフィス千日(同)代表社員、公認会計士。1972年生まれ。神戸商科大学(現在の兵庫県立大学)卒業後、大阪の監査法人へ入社。資格も名前を伏せて開始した「千日のブログ 家と住宅ローンのはてな? に答える」が評判を呼び、住宅ローン、不動産分野で人気の高いブロガーとして現在に至る。公認会計士としての金融商品の分析力、独自に編み出したノウハウに定評がある。さらに、「価値ある情報は誰もが無料で入手できることでさらに価値を増殖させる」という信念のもと、一般の人からの相談を受けつけ、回答をインターネットに公表する「千日の住宅ローン無料相談ドットコム」を開始。たしかな分析力と的確なアドバイスに評価が集まり、日々読者からの相談が途絶えることがない。著書に『住宅ローンで「絶対に損したくない人」が読む本』、『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』(いずれも日本実業出版社)がある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yam6

5
住宅ローンに対する考え方について、個人家庭の収支を複式簿記(B/S)で表し、自分の債務状況のリスクを可視化しましょう、という内容だ。住宅ローンというのは、返せない月が来た時点で家を失い借金だけが残ると当たり前で怖い事実が認識されていないことが多いと思う。自分の住むマンション(800戸)でも管理費未払いの人が1%程度必ずいるけど、そういう人たちは将来住み続けることはまあ無理だろう。2021/05/04

晴れ女のMoeco

4
夫婦でローンを組む落とし穴。 そうだ連帯保証人ってゼッタイなってはいけないって田舎のおっかさんがいってたやつだ。 スマートシティのエリア内にある家か?という視点はおもろかった2022/08/10

anken99

2
35年ローンを組んでいる身としては、いろいろと勉強になることが多かった。自分自身の資産のバランスシートを作り、早急にチェックしなければ・・・。2023/06/23

Suuuuja1

1
#読了 在宅勤務急増の影響を受け、住宅市場は活況を呈しているようだが、住宅ローンに振り回されることのないような計画設計は欠かせない。"家を購入する"行為に浮かれてしまうのではなく、その裏にある"借金を背負う"という現実に対し、冷静に向き合うことが不可欠。2021/05/02

にわ

0
新書らしいキャッチーなタイトルなものの、内容は千日さんのこれまでの著作とほぼ同じ。2022/08/27

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