内容説明
最近注目されている「ソーシャルワーカー」という職業.現状の福祉制度では対処しきれない相談者が増えるなか,解決を編み出すには?その仕事の実際,さまざまな職場環境,資格,課題など多様な側面から迫る.現場と理論をよく知る気鋭の若手2人による,最適の入門書.
目次
はじめに┴1 ソーシャルワーカーの仕事① 実践現場の事例から┴1 いくつかの事例から┴2 ソーシャルワーカーの支援の対象 どのような人々と関わるか┴2 ソーシャルワーカーの仕事② 理論的立場から┴1 生活課題がある人へのソーシャルワーカーの関わり方┴2 生活課題がある人へのソーシャルワーカーの視点┴3 ソーシャルワーカーの姿勢┴4 社会に対する働きかけ┴3 ソーシャルワーカーの実際┴1 ソーシャルワーカーがいる場所┴2 ソーシャルワーカーは何をしている?┴3 資格と広がる活躍の場┴おわりに ソーシャルワー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koromo
28
ケースワーカーについてほとんど知らないけど興味があるという人が読む本。ソーシャルワークの概念を日本に広めるために書かれている。私は家族のことで人生で3度ソーシャルワーカーの方と関わったことがあり肌で知っていることが殆どだった。でもそれを実際働いてる方の視点で再確認出来たのが良かった。あー未来を見よう。2015/10/20
めっし
14
ソーシャルワーカーという仕事の理念、活動領域など全体像が0から分かる。2016/01/04
ステビア
10
薄くて読みやすい。2017/02/02
Koji Takahashi
9
ぼんやりとソーシャルワーカー、ソーシャルワークが分かる人が読む本。2020/03/15
カラス
4
ソーシャルワーカーとは何か。聞き慣れない名称だし、そんな職業知らないって人も多いだろう。そんな、知名度の低い職業を実践と理論の両面からわかりやすく紹介した本。ソーシャルワーカーの入門書というよりも、こんな職業がありますよと、広く世の中に紹介するというスタンス。俺には関係ない!と思う人も多かろうが、「ソーシャルワーカー」という職業が存在するってことだけでも知っておいた方が、人生の選択肢がちょっとだけ増えるので、知らない人は読んだ方がいい。2019/10/18