使いこなされる力。 名将たちが頼りにした、“使い勝手”の真髄とは。

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使いこなされる力。 名将たちが頼りにした、“使い勝手”の真髄とは。

  • 著者名:森野将彦
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 東京ニュース通信社(2021/04発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065212257

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内容説明

「オレと森野だけが知っている、黄金時代の秘密が書かれている。」(落合博満/元中日ドラゴンズ監督)

六代の監督を通じてレギュラーであり続けた“使い勝手の良さ”は処世術ではない。能力に裏付けされた人間関係が築いた20年間のレギュラー人生の哲学には、ビジネスにおいても役立つ言葉が散りばめられている。ドラゴンズの黄金時代を支えた名選手・森野将彦による独白書。

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本書では、バッテリー以外の守備位置なら、どこでもこなすことができるユーティリティプレーヤーとして、さまざまな監督の下で使われてきた私の「使いこなされる力」の一端を現役時代のエピソードを交えながら紹介したいと考えている。

なぜ本書を書くに至ったのか。その理由はふたつある。

ひとつは私の経験を、多くの野球少年たちに伝えるため。後に詳しく触れるが、私は小学生時代からさまざまなポジションについてきた。ポジションが変われば、もちろん動き方や覚えることも変わってくる。その経験値は、将来さらに上のレベルで野球をする時に、必ず役に立つ場面が来るだろう。

もうひとつの理由は、私の経験は野球以外にも役立つ場面があると考えているからだ。これから仕事をしていくうえで、参考になる話ができると考えたからだ。希望とは違う部署に配属されてしまった人、上司との付き合い方に悩んでいる人、入社年数がまだ浅い人…。仕事で悩み事を抱える人にとって、私がいかにして「使いこなされる力」を身につけてきたかを知ることは、きっと仕事をするうえで何かしらのヒントになるのではないだろうか。もし役に立つようなことがあれば、これ以上に喜ばしいことはない。

(本書「はじめに」より一部抜粋)

※本電子版は、紙版とはコンテンツが一部異なります。掲載されていないページ、記事、写真があります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mark

18
中日ドラゴンズの黄金期に中軸バッターとして活躍した森野選手の自伝です。ファンにはよく知られた逸話が多いのですが、改めて読んでみると森野さんだからこそ上司だった監督の落合さんの方針をよく理解し、自分で考え抜いて、限界まで自分を追い込み、信頼を勝ち取ることができたのだと思いました。素直な人柄が伝わってくる多くの逸話を知ることができました。再びドラゴンズの指導者になってくれないかなとファンとしては思います。2020/12/05

森林・米・畑

15
ユーティリティプレイヤーとして21年間ドラゴンズに在籍し黄金期を支えた森野選手。遠征で常にグラブ3つ(内野用・外野用・ファーストミット)を携帯し、内外野の様々なポジションに備えた。どうすればプロで長く生き残れるか考え便利屋に。上司にこき使われると考えずに、うまく使いこなされてきた。これは一般社会でも通用する考え方だなと思った。背番号も6回ほどチーム事情で変更させられてる稀有な選手だ。また指導者として、ドラゴンズに戻ってくるのが楽しみな人だ。2020/12/24

せんべい

13
バッテリー以外の守備を何処でもこなし、打点も多くドラゴンズ黄金期を支えた森野将彦氏。 自分を高め、どんな場所でも使われる。状況が変わっても生き抜けるように備えるのは、一般社会人にも必要な力だなぁと思う。 あの試合、あの監督はこうだった等の内部から見た視点なども、ドラゴンズファンには興味深い内容でした。2020/11/02

Eiki Natori

6
森野といえば、落合ノックをぶっ倒れるまで受けたとされている練習の虫。NPBではユーティリティプレイヤーはあまり大成しない中、21年間どうして活躍できたのか。この本を読むと、チーム全体を見渡し、どうしたら自分が必要とされるのか、よく考えて努力している。 これはサラリーマンも、同じように会社全体を見渡して、必要とされるために努力すれば、必ずチャンスが巡ってくる。またライバルにも質問をすることも書かれているし必読書では。 ノムさんが中学時代の森野に声かけたらしい。原石だったのだろうが、さすが見る目がある。2020/11/26

尿酸値高杉晋作

5
落合博満さんも太鼓判。 森野将彦中日ドラゴンズ監督就任を待っています。2021/11/09

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