内容説明
これほど的を射たレポートは存在しない。愛すべき憎むべき笑いと怒りと涙の記録。これ1冊で中国通! ――いきなりの始末書、国外追放の危機、カラオケ・バーで稼ぐシャブ中ホステスたちとの交流、毛沢東の村の優しい人々、天津甘栗の里を訪ねて……。北京駐在カメラマンが体当たりで見聞きし実感した、本当の中国と中国人の本音。日本では決して報道されない、気鋭ジャーナリストの涙と笑いと怒りのレポート。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
3
☆☆著者が90年代後半に共同通信カメラマンとして4年弱滞在した北京を中心とした中国エッセイ?体験記?です。気軽にさらっと読めます。異文化との遭遇は予備知識が無い程ショックが大きいものですが、職業柄なのかあえてトラブルというかアクシデントを楽しんでいる感じすらあり、全体にとても軽い感じはします。流石に事件事故に常日頃接している機会が多い為か短期間でもかなり的を得た中国の見方もありますが、全体的には表面的な差異に終始している中国初級者向け体験記と言った印象が強い作品でした。2013/11/11
noko
3
毛沢東村についてのレポートが面白かった。 この本をよんで、毛沢東村について興味を持ち、ネットで色々検索。 今でも河南省南街などは、毛沢東村として残っていて、公共のことは全て無料。でも、給料が無い。食事は党から支給されるので、売店も村に1個しかない。違いすぎて、カルチャーショックを受ける。2012/06/28
Naohiro Mukaihira
1
今、弁護士ですもんね。充実した人生ですよね。2020/03/10