老子の読み方 - 五千言に秘められた「きらめき」をどう拾い上げるか

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老子の読み方 - 五千言に秘められた「きらめき」をどう拾い上げるか

  • 著者名:谷沢永一/渡部昇一
  • 価格 ¥1,500(本体¥1,364)
  • PHP研究所(2021/04発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569702650

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内容説明

近年静かなブームの老子。しかしこの老子という人物が確実に存在していたかはいまだ不明であり、『老子』五千言についても謎は多い。また有力な説である、弱者集団の発想、古代人の万物根源としての女性崇拝という視点で読むと納得できるところは多く、その魅力はつきることがない。ただ確実にいえることは、この五千言には「自由人がぱっと閃いた瞬間に走る稲妻」のような、いわば「きらめくような鋭さ」が随所に秘められていることである。そしてこの古典的名著に現代の碩学二人が挑んだのが本書である。まずは「老子」を読むうえで最上のテキストとは何かから始まり、訓詁注釈の姿勢で読まず、秘められた「きらめき」を拾い上げるように、絶妙の対話を重ねながら読み解いていく。日本人のなかで、長い時間をかけて血肉化されたこの一大思想には他の古典のように教師として高い場所から教え諭すような気配はない。老子を読むための最良のテキストが本書である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

駿ばぱ

1
老子をよむうえでは参考になるかな。ただ解説している二人のやりとりは、ちょっとな〜(;^_^A2015/02/20

K K

0
最初はよかったが、なんだかつまらななくなった。なんだか薄っぺらい。 二人の口調が鼻につきそもそも"老子的"でないかな、と。 楽しみだったので残念。 あと中国をチャイナと呼ぶのはやめてほしいです。2023/03/02

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