角川新書<br> 財政爆発 アベノミクスバブルの破局

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角川新書
財政爆発 アベノミクスバブルの破局

  • 著者名:明石順平【著者】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 特価 ¥550(本体¥500)
  • KADOKAWA(2021/04発売)
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  • ISBN:9784040824017

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内容説明

(章立て)
はじめに
第一章 アベノミクスとは何か
第二章 ソノタノミクス
第三章 賃金偽装
第四章 偽りの成果達
第五章 アベノミクスの副作用
第六章 新たな楽観論・MMT
第七章 日本は何から逃げてきたのか
あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まんまるまる亭

2
ウクライナ戦争をきっかけに円安が進んだ際に、著者が「俺はこのような事態をすでに予見していた」といっていたので購読した。著者の本職は弁護士だが、実際の所、本書は素人が経済データを眺めて書いた感想文でしかない。経済の理論は分析対象となる現実の経済に理論が当てはまるか否かを確認する作業が必要だが本書にはそれが欠けている。例えば、経済学の教科書では労働者は無限にいることとなっているが、少子化の日本ではそれは当てはまらない。本書の主張は「国の借金が多すぎる。増税が必要だ」だか、「あーはいはい、財務省の犬ね」と思った2023/02/15

訪問者

2
日本の財政あぶない派の赤石順平氏の最新作である。アルゼンチンで起こったような国債の投げ売りではなく、為替相場が円安に振れることで円の暴落になるという主張である。財政大丈夫派は日銀が国債を引き受ければ大丈夫だと言っているが、国の特別会計を見る限り国債残高はそのままであるし、残高を維持するための借換債の発行は莫大な額になり、一般会計の歳出を圧迫している。赤石氏の主張は正しいと思うのだが、現在は世界中で財政出動しているため為替相場は維持されている。これがコロナ後、果たしてどうなっていくのだろう。2021/07/20

はらへねこ

2
主張自体は既刊「データが語る日本財政の未来」「ツーカとゼーキン」ですでに語られてる内容だが、一冊でコンパクトにまとめたもの。今回もおさらい目的で読んだ。日本財政の悪化はもはや後戻りできない状況で、あとはどうクラッシュを迎えるかだけの状況。自分にできることはダメージの最小化ぐらいか。逃げ道がだいぶ限られてきた感じ。2021/05/05

じろう

1
事細かに書かれているぶんあまり素人には面白くなかった。経済学の知識があればすんなりと入ってくるんだろうけれど。でもアベノミクスのイカサマぶりには腹を立てているので知識が増えてよかった。2022/01/23

Akiro OUED

1
日銀が国債を爆買して利回りを低く抑え込んでる。んで、日銀の原資は何か?日本国民が政府を信認している間は、利率は上がらないよ。戦後の高度成長期は、国債発行ゼロでやれたからといって、国債を減らせって?大暴論だね。新幹線も東名・名神高速も、世銀に借金して建設したこと、知らんのだな。2021/06/05

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