女ともだち~ガール・ミーツ・ガールから始まる物語

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女ともだち~ガール・ミーツ・ガールから始まる物語

  • 著者名:はらだ有彩
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 大和書房(2021/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784479681779

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内容説明

『日本のヤバい女の子』の著者が贈るすべての女子へのエール! ガール・ミーツ・ガールから「未来の私たち」の物語が始まる。最強の応援ソングのように心強い、キャッチーで自由で繊細な最新エッセイ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かさお

32
例えば、花とアリス、テルマとルイーズ、つぐみとまりあ、女友達。そう呟くと、ドロドロ、陰湿、そんな添加物がふりかけられる。でもそんなんばかりじゃないって私は知ってる。今では互いに別の家庭と別の人生。携帯が無かった学生時代。週末遊びに行けばそのまま泊まり、翌日じゃあ帰るわと出る私に付いてきて、そのままうちに泊まったり、当たり前のように時を過ごした。だから分かる。手放しに喜んだり駆けつける感情もあれば、嫉妬や意地悪な感情も同居する事。だって、あの子と私と一体何が違うの?ずっと一緒だったのに。そんな女友達の考察本2021/06/08

ズー

18
女ふたりの色んな関係の映画 漫画 アニメを題材に分析解説した本。かなりのネタバレっぷりだけど、とても丁寧に分かりやすく書かれていて、もうその作品観た気に読んだ気になる満足感。この中で観た作品は「プラダを着た悪魔」と「わたしはロランス」だけだけど、タイトルしか知らなかったのとか、えー!こういう話だったのかぁ…熱い😮と思うような作品ばかり。観たことある映画もそういう話だっけ?って思ったり、そうだよね!そうだった!やっぱあの作品はすごいってなったり。ネタバレ嫌なタイプだけど、この本はネタバレしても満足だった。2021/09/15

くさてる

17
女友達、あるいはそれ以上の関係性をもつ女性二人の関係性をテーマにした文学、映画、マンガやアニメを取り上げ、その内容を解説した考察エッセイ。とても良いのだけど、読んでいて苦しいのは、女性同士の関係性の豊かさなんて自明のことのはずなのに、こんな形で物語として語られ“発見”されなくてはいけないのかという思いがわくこと。あるいは、物語として語られることで初めて、その関係性がこの世に存在することを知るひともいるのかもしれないということ。難しいです。でも、とても豊かな内容です。2021/07/07

カッパ

13
漫画や映画や本などさまざまな女友達がでてきた。女友達よりも男女の恋愛のほうが良いとされているのは結婚という終結や子どもができるからなのかなとは思う。でも、たしかにずっと心の中に住んでいるとか相手がいるから今があるとかいう部分は女同士の間でも確かにある。それが男女のものと比べなければなかなかよいもの。セーラームーンとかでてきたのはなかなか懐かしくてよかった。ぜひ読んでほしい。2021/08/17

あんこ

12
ずっとこんな本が読みたかった。関係性を明確に言語化してカテゴライズされることに疲れ続けていた。はらだ有彩さんの「女ともだち」には、色々な作品に出てくる二人の女たちについて書かれている。本書を読まなければ、わたしはずっと「あの時抱いた感情は友情でも恋でもないのに」「関係に名前がつけられないならわたしたちの繋がりはなかったことになるの」と永遠にもやもやしていた気がする。拾いたい言葉が無数にあり、彼女たちのことを思い出す度にこの本を手に取るだろう。2021/04/17

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