取材・執筆・推敲 - 書く人の教科書

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取材・執筆・推敲 - 書く人の教科書

  • 著者名:古賀史健
  • 価格 ¥2,970(本体¥2,700)
  • ダイヤモンド社(2021/04発売)
  • ポイント 27pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784478112748

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内容説明

「この一冊だけでいい。」
100年後にも残る、「文章本の決定版」を作りました。(担当編集者:柿内芳文)

編著書累計93冊、1100万部! 世界的ベストセラー『嫌われる勇気』のライターが教える、書く技術・伝える心得の永久決定版!
ライターや編集者はもちろん、すべてのクリエーター必読・必携!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろき@巨人の肩

110
まさにライターの教科書。ライターとは、取材した対象への「返事」をコンテンツ化する仕事。取材・執筆・推敲を繰り返しコンテンツを作り続ける。ライフワークとして「ライター」と名乗りたくなった。「読まれたくない文章を書かない」というポリシーのもと「ジャンルではなくスタイル」を確立するという意識で実践あるのみ。書くことに悩んだときに何度も手に取りたい。2022/07/20

よしたけ

51
文章を書く、想いを伝える。人として基本かつ重要な力だが、本書はこれらの鍛錬に最適。まず「書く力」でなく「読む力/聞く力」を鍛える(インプットができない人間が伝えることなどできない)、「情報をジャッジする力」を身につける(TVをながら見しても何も得られない、想像力を働せえ読書をし要約を他人に伝える練習)、投げっぱなしの質問をしない(相手に任せきりで考えることを放棄した質問は失礼。質問はよく練られるべき)、推敲時は見た目を変える(縦書き原稿なら横書きにしてフォントも変えることで新鮮な気持ちで見直せる)等々。2021/10/12

Nobu A

36
HONZ推薦本。21年刊行。古賀史健著書初読と思いきや、岸見一郎共著「嫌われる勇気 自己啓発の源流『アドラー』の教え」を読んでいた。書き方指南書は数冊読んでいるが、本書は他書とは一線を画す。売上を意識し巧みに伝えるのを生業としているライター視点からの「書くこと」の本質に迫ったもの。「知的格闘」等と喩えられる書く作業。学者宛らのメタファー論は瞠目。桃太郎の漫画を使った構成論も秀逸。また「木工接着剤」等、随所に独特な比喩に練った跡。畢竟、各段階で全方位に意識を向ける必要がある。とても勉強になった。久々の良書。2024/02/21

ロクシェ

32
最低5回は読み返すべき本にはじめて出逢えた。本書は文章ではなく「原稿」を「書き上げる」ための技術論や方法論が満載な『書く人の教科書』だ。ライターとは取材者でありコンテンツを作る人。何かを知ろうとすることはすべて取材。「情報の稀少性」「課題の鏡面性」「構造の頑強性」の3つを兼ね備えたとき、ただの文章がコンテンツに変わる。取材と執筆を経て書き終えた原稿は、推敲によって「書き上がる」。構造の頑強性を考えるための、桃太郎の絵を30枚→10枚に厳選するワークがわかりやすかった。何度も読み返したい、最高の教科書です。2022/04/18

九曜紋

26
税込3300円という価格、480ページという分厚さに購入を躊躇したが、読んでよかった。10年後、20年後、さらには100年後にも色褪せない「ライターの教科書」となるよう、3年の月日をかけた本書。著者の魂が込められている。「書くこと」を生業とする著者の覚悟、矜恃、使命感に裏打ちされた考察と、その成果の惜しみない開示に拍手を贈りたい。私のこれからのささやかな文章作成活動にも活かしていきたい。 2021/08/01

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