内容説明
TBSを退職し、絵本作家を目指してドイツに移住することを発表したアナウンサー、伊東楓の初絵詩集。独学とは思えない写実的で美しい絵と、等身大の言葉が織りなす独自の世界観は、コロナ禍を機に発表を始めたInstagramでも話題に。すべて書き下した45点の絵詩とエッセイ、アシスタントを務めたラジオ番組『伊集院とらじおと』パーソナリティー・伊集院光のまえがきも収録。自分の心に素直になる勇気を与えてくれる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シタンディ
13
2月にTBSアナウンサーの職を辞して、絵本作家を目指して今年渡独する予定の、伊東楓さんによる初の絵詩集。誰もが憧れるキー局の女子アナ。でありながら彼女を支配していた感情は『孤独』であったらしい。自分らしくいることが求められない仕事。自分らしく生きられない環境。悩みも、苦しみも、葛藤も、赤裸々に告白し、絵と詩を武器に表現した本作。絵心のない俺の心の奥底まで、グサリと深く彼女の感情が突き刺さった。そして改めて「やっぱこの人と俺、めっちゃ感覚合うな!」と一方的に再確認www🤣留学先でも頑張れ!伊東楓!🙌2021/03/19