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内容説明
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●【成長、製造業を前提とした政策を転換せよ】
競争政策の目的は、市場が独占されることを禁止し、競争の活性化を通じて、買い手を含む社会全体にメリットをもたらすこと。だが、日本は、人口減少による市場縮小、経済のデジタル化という環境変化に直面し、競争政策の大胆な転換が必要となっています。
この2つの課題は、競争判断のあり方に新たな課題を突きつけています。従来は、シェアなど市場画定を通じて実質的な競争が制限されているかを判断してきましたが、この2つの課題においては、市場画定の重要度が相対的に減じ、経済学的な観点からの競争への効果をより真剣に分析する必要が出てきています。九州における地銀の経営統合が紆余曲折の上に認可された背景にも、そのような政策転換のジレンマがあるのです。
本書では、そうした問題意識に立ち、公共調達、携帯電話、電力システム改革、再生エネ政策、企業合併、産業政策、デジタル市場などの分析にもとづいて、新しい政策方針を明らかにします。
目次
序章 転換点を迎える競争政策
第I部 市場支配力と産業組織論
第1章 競争政策と産業組織論
第2章 経済の「寡占」化と競争政策のアプローチ
第II部 競争政策が注目する産業分野
第3章 公共調達における競争政策
第4章 携帯電話市場における競争政策――アンバンドリングの効果
第5章 電力市場における競争政策――システム改革の評価
補論 地球温暖化対策における競争政策の視点――再生エネ政策からの学び
第III部 人口減少時代における競争政策
第6章 人口減少局面に求められる企業合併の視点
第7章 競争政策と産業政策の新たな関係第IV部 デジタル市場における競争政策
第8章 デジタルカルテルと競争政策
第9章 デジタル・プラットフォームと共同規制
終章 ポストコロナ時代に求められる競争政策の視点
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Akiro OUED
K
takao
はすはす
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