内容説明
「作家は本当に沖にむかわなければいけない人種です。」1991年から3年間、ヤップ島、座間味島、東京と場所を変えながら、新井敏記は池澤夏樹に問いかけ続けた。作品を読み込み、そこに現れる作家のテーマを探り、読書と創作の軌跡を詳細に辿る。「作家池澤夏樹の肉声を通して、読書というある種の輝きを持った一瞬を共有したい」という思いに駆られて。なぜ読むのか? そしてどのように読むのか。なぜ書くのか? そしてどのように書くのか。作家はインタヴューを通じて作家となるまでの航跡を総括し、自らの作品を振り返る。作家池澤夏樹をより深く理解するための、お薦めの一冊。
目次
環礁までの、作家の泳ぎ
1 読む幸福と書く不幸
2 心優しき伴走者
3 架空の土地を物語る
4 自分の場所、そこからの移動
5 物語の誕生から世界の終わりへ
6 失われた終末
池澤夏樹自著解説
あとがき
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