内容説明
ベストセラー池上彰シリーズ改訂版!「会社」ってどんな組織?「会社」を見極めるポイントは?「会社で働く」ってどういうこと?社会人になるための基礎知識が身につく、就活生や新社会人必読の1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
15
まともに就職活動をしなかったから、今も会社のことがよくわかんねぇ、ってことで読んだ。①「有限責任と無限責任」…株式会社は倒産しても、株が紙くずになるだけで、それ以上の責任は負わないで済む(有限責任)。一方、合名会社は社員が「無限責任」を負い、損害が出たら、社員が全責任を負う(無限責任)。『無限責任』って言葉、エモいな。②「ホールディングス」…持株会社のこと。事業を行いながら、別の会社の株式を保有して支配する形式を「事業持株会社」といい、グループ内の会社の株式を持って、全体を支配するのが「純粋持株会社」。2024/08/11
きみたけ
10
著者はご存知ジャーナリスト池上彰。会社に就職したのはいいけれど、基礎の基礎がわかってなかった。。そんな悩める若い社会人向けの本です。会社の正体・組織・経営・雇用、最後に池上さんからのメッセージの構成です。 社会に害のある企業(酒・タバコ・ギャンブル等)に投資すると意外と儲かる「不道徳投資信託」のエピソードが面白かったのと、仕事に目的意識を持つことを諭した「石切職人」の話が印象に残りました。2020/11/21
かずー
6
会社のことを体系的に説明してもらったり、理解した社会人は多いのではないかと思う。 もっと若い時に読んでいれば人生変わったかも。 学生の皆さん、就職活動する前に読んだ方がいいですよ。2020/04/04
とある内科医
5
フツーの医者は会社のことなど全く知らない。 経営学検定初級で98点取るまで勉強して、初めて本書の内容をしっかり理解できた。これまで池上本を流し読みしてわかった気になっていただけ。やはり一定時間かけないとちゃんとした知識は身に付かないことを実感。2021/07/23
Mipyu
4
数年前に図書館で借りて読んだが、返却日前に急いで読んだせいか、まだ会社のことがいまいち分かっていない。そういえば、この本を小学生になったばかりの娘が見つけて、「ママって会社のことわからないまま社会人になったの?」とショックを受けていたのを思い出す。今では知らないことがたくさんある等身大のママを受け止めてくれているのでお気楽だが、せめて知らないことを知ろうと努力する姿は見せんとならん。この本、もう一度読もう!