小学館新書<br> 罪を償うということ ~自ら獄死を選んだ無期懲役囚の覚悟~(小学館新書)

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小学館新書
罪を償うということ ~自ら獄死を選んだ無期懲役囚の覚悟~(小学館新書)

  • 著者名:美達大和【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 小学館(2021/04発売)
  • 梅雨を楽しむ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン (~5/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784098253937

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内容説明

2件の殺人を犯した無期懲役囚の獄内ルポ。

「被害者には本当に申し訳ないことをしました」「心より反省しています」「今後このような事件を犯さないようにまっとうに生きていくつもです」
これらの言葉は凶悪事件を犯した犯罪者たちの多くが、裁判などでよく口にする言葉だ。
心より反省し、更生していく者もいるが、しかし、このような言葉をどこまで信じていいのか。
2件の殺人事件を犯し、無期懲役囚となり、現在も四半世紀以上を刑務所内で過ごしている著者によれば、受刑者の多くは「仮釈放」が欲しい、少しでも刑期を短くしたいために反省した「ふり」をしているだけだと言う。
囚人同士の間では、自被害者のせいにして、自分のした行為を正当化するばかりで、強盗殺人犯も連続レイプ犯も薬物中毒者も同様だと。
一方で最近の刑務所内はテレビも映画も観られて、更生施設とは思えないほど緩いとも指摘する。
「罪と罰」とはなんなのか。
著者が見た凶悪犯罪者たちの本音と知られざる最新の監獄事情を獄中からルポする衝撃のノンフィクション。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ココロココ

22
書店で見かけて気になったので購入。以前にこの著書の人を殺すとはどういうことかを読んだことがあったので、馴染みはあった。今回の著書は、塀の中の受刑者たちの様子が生々しく描かれている。正直、塀の中は良い意味で楽園であり、真面目に働いて納税している身からすると、憤りを感じる内容である。出所した受刑者の再犯率は非常に高いものになっているが、出所したら真面目に働いていこうと思っていても、給料をもらってからの1ヶ月をやり過ごせない。それでまた犯罪に手を染める。何か良い方法があれば良いのにと思った。2021/04/21

CTC

10
4月の小学館新書新刊。著者は2人を殺害したことによる無期懲役囚。刑期10年以上で犯罪傾向が進行した受刑者が収容される“LB級刑務所”での日々から、そのような受刑者達の本当の反省状況や自身の想いを記すもの。社会で日々の活計に汲々としておれば、たとえ数日だって勾留されたら参ってしまうだろう。しかし彼らは「人間慣れない環境はない」というのである。そもそも娑婆にいても碌なことがない者たちなのだ、毎日テレビが観られ3度の食事には事欠かない生活は「自由ではなくても不自由ではない」といった位置付けになっていく。2021/05/15

Kolon

1
著者は現役の長期服役囚だ。 2件の殺人事件で無期懲役になっている著者であり、特にシンパシーは感じないが、著されている中身については興味深い。 現役の長期服役囚であることから囚人たちの生々しい精神状態や実態が彼の目を通した形で描かれているが、これらは中に居る人でないと書けない視点だろうと思った。 また罪への償いについては、囚人たちの本音に迫っており、非常にグラデーションがあると理解出来る。 様々に知的な面を見せる著者だが、それにも関わらず囚人という人生を選択した点は人間の不可解さかもしれない。2021/11/08

ラウディ

1
何度も刑務所のお世話になっている人たちって、学生時代に先生に対して言い訳してた感覚とおんなじことを、いつまでたってもやり続けてるってことなんですね。誤解を恐れずにものすごく平たく言えば、精神的に大人になってないってことなんでしょう。それで済ませていいとは思えないけど…。2021/10/13

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