内容説明
「モダン」とは現代的とも近代的とも訳される言葉です。本書では、設計者や依頼者がいかにそのときの「現代」をイメージして形を残してきたかという視点で、秀逸なデザインの駅舎をセレクトしました。ずっと眺めていたくなる、惹かれるデザインの149駅舎。
駅の第一人者である杉﨑行恭氏が美しい写真と解説で綴る、駅舎愛あふれる一冊です。
魅惑のフォルムを伝える、迫力の写真
安全性や機能性に加え、「美しさ」も駅の大切な要素です。
最も美しい角度からのアプローチは、駅舎を熟知した著者ならでは。
コラムでは、こだわりのデザインを掘り下げて解説
テーマ別に駅を並べて比較、その特徴をわかりやすく解説しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
202
新橋と横浜を結ぶ日本初の鉄道が開通したのが、1872(明治5)年10月14日。かれこれ150年の間に建てられ消えていった多くの駅舎。それぞれの時代の空気を映したデザインをご紹介。最近の斬新な駅舎、上信電鉄上州富岡駅・広島アストラムライン新白島駅・JR御殿場線足柄駅・JR常磐線日立駅をはじめ、レトロモダンな近鉄宇治山田駅・山梨富士急行都留市駅など、旅して訪れたい駅がワンサカあり。JR神戸駅も、こうやって見ると素敵だな。皆さんのお近くの駅も見直してみる切っ掛けになりそうです、なんて思いは続くよ、どこまでも。2021/07/23
Tadashi_N
18
駅建築の多様性を、素材や時期の縛りなく教えてくれた。2023/03/05
退院した雨巫女。
12
《私-図書館》大正・昭和・平成に作られたどれも素敵な駅舎ばかり。私は、レトロな駅舎が好き。2021/05/16
月と星
4
★★★前半は確かにモダン。後半は昔のモダン,趣がある。意外に近くに素敵な駅舎があり,行ってみようと思った。2021/05/30
お抹茶
2
モダンと言っても木造駅舎に対して現代的という感覚で,東京駅や上野駅など定番ターミナル駅から地方の無人駅まで多彩なチョイス。鉄道会社の建築社員や建築家による,時に大胆なデザイン,時代を色濃く反映したデザインなど,個性豊かな駅が並ぶ。第6章に載っている,平成に入ってからの駅舎シンプル化で登場した,コンパクトだが“現代”の感覚の駅舎が一時代のアイコンになりそうな予感。2024/08/17
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