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内容説明
脳科学者と世界的ジャズ・ピアニストによる知的で過激なフリートーク・セッション。即興力はいかに磨かれうるのか? 独創性を育むためには何が大切なのか? 山下氏の演奏スタイルはいかにして確立されたのか? 「譜面どおりに弾かない」ことは、厳しい現代社会を生き延びるための知恵に通じ、前向きに考えることで、脳は最大限の力を発揮する。いくつもの事件、多彩な人物を話題として繰り広げられる筋書きのない即興対談。一貫して主張されるメッセージが、私たちの生き方そのものに大きな示唆を与えてくれる。第一章 「いかにして山下洋輔は生まれたのか」、第二章 「即興力の磨き方」、第三章 「独創性の育て方」、第四章 「音楽は生命力の源泉である」、第五章 「人生の本質とは何か」、第六章 「勇気をもって生きる――即興の知とは何か」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
12
即興性とはまぁ頭の回転が速いことか、もしくは考える足の度胸?本書でよろしくないとされる確定演奏的なものは、それができないことが悲観的な事実に感情を向かわせるという点にある。それに対して即興演奏的なものは楽観的でキモチイイ。茂木健一郎さんにいわせればオモシロイということになる。紹介されているフリージャズの流儀を読むと、音楽演奏が楽譜の追跡ではなく意識、いや無意識の追跡ないしは生成にこそ快感が発生するのだろうと思い至る。すると楽器演奏も山下洋輔さん流に自分と楽器とがそこにあるという関係でやる興味が湧いてくる。2016/10/29
清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎
5
マーケット開墾の真髄 不確実性2018/01/06
メモ帳
4
山下洋輔さんはジャズピアニストで、この本は茂木さんとの対談本である。いろいろ面白い話があったが、その中の一つとしてデレク・パラヴァチーニという盲目のピアニストの話からの「視覚」と「音」の違いの話が面白かった。2017/03/17
犬頭小次郎
2
脳と即興性。 フリースタイルMCや即興演奏者をMRIで計測すると記憶から演奏しているのと即興では使っている脳のパーツが違うことが判明したって研究を思い出した。 即興は危険と隣り合わせで、予定調和に頼らないからエキサイティング。 でも自由にやれればいいってものではなく、恐怖のハードルを高くして超えるところに価値があり、挑戦があり、ひらめきがある。 ぽろっと核心を突くような山下さんの話が面白い。 2019/03/01
shiranui
2
自由にやる、ってのはすごく難しくて。自分の中に引き出しをいっぱいつくっておかないと出せない。ああ、でも、ぐちゃぐちゃにやってみたい。そう思えた。2011/01/21
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