角川書店単行本<br> ニュー・エリートの時代 ポストコロナ「3つの二極化」を乗り越える

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角川書店単行本
ニュー・エリートの時代 ポストコロナ「3つの二極化」を乗り越える

  • 著者名:中島聡【著者】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • KADOKAWA(2021/04発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041097571

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内容説明

1.ビジネス、2.働き方、そして、3.人材の二極化が、すでに始まっている――

新型コロナウィルスの感染拡大によってリモートワークが当たり前になり、否応なく新しい働き方に取り組まざるを得なくなりました。
そして、自らを進化させなければならないプレッシャー(進化圧)は、複数の二極化を生み、それが、「新しいエリート層」を生み出すことにもつながります。

では、新しいライフスタイルを捉えた「ビジネス」はどう考えればいいか。
どのようなツールを選択して「働き方」を変えるべきか。
これから価値を増す「人材」の条件とは何か。どんなキャリアを築くべきか。

■本当のDX(デジタル・トランスフォーメーション)は「業界の外」から起こる
■会社に「オフィス」は本当に必要なのか
■「コロナ後もリモートワークを続けるべき」理由
■思考実験――新しい形の飲食業
■リモートワーク時代は「ツールの選択」で生産性に差がつく
■「非同期コミュニケーション」という必須スキル
■テレビ会議を圧倒的に快適にする「二つのコツ」
■イノベーションを起こすのは、いつだって「個人」だ
■リモートのチーム運営に必要な「呼吸」の話
 ……etc.

この波をどう乗り切り、生き残るか――元マイクロソフト伝説のプログラマーからの提案。


【目次】
はじめに “二極化が加速する”ポストコロナの働き方
第1章 この「進化圧」に乗るか、淘汰されるか 【ビジネスの二極化】
第2章 武器になる「ツール」を手に入れる 【働き方の二極化】
第3章 こんな個人が「ニュー・エリート」になる 【人材の二極化】
第4章 「偏執的な個人」が活躍する社会への道
おわりに 資産バブル、格差の拡大、資本主義の危機

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロクシェ

16
評価【○】本書は著者のメールマガジン『週刊Life is Beautiful(月額880円)』に掲載された内容の一部を再編集したもの。ざっくり言うと「メルマガのまとめ本」。ニュー・エリートとは、自分のライフスタイルを優先して住む場所を選び、そこからリモートワークで社会にとって価値あるものを生みだす仕事をする人たちのこと。本書を読んで感じたのは、今後は非同期型コミュニケーションツール(Slack、Discordなど)が主流となり、YouTube Liveのような同期型は"プレミア感"が強みになるということ。2022/11/20

鬼山とんぼ

8
AIによる雇用削減の行方について、私はアセモグル教授派で中島さんと大分意見は違うが、それ以外の、日本政府を痛罵するような提言はほとんど賛成。日本は国全体が明治以来の官主導の縦割りで(愚劣な)トップダウン型の近代化スタイルを墨守しており、突出した人材の活用や、全くの新技術の導入が非常に下手だ。コンピュータの世界は優れた技術や方式に全面移行するのが正しい。その作成法であるプログラミングは芸術家たちのものに似て、個人の資質や才能に大きく依存する。その入り口を広げ、好きで頑張ることのできる若者に任せるのがよい。2025/01/05

kumokumot

7
著者のメルマガを購読していることもあり、あまり目新しいものはなかった。Slackを会社で使っているものの、もっと非同期コミュニケーションを意識しようと思えた(割とSlackが面倒なのでミーティングしましょうとなりがちなので)。 2021/06/14

SHOGO THE SB

5
ニューエリート: 会社との関係は対等かそれ以上 本当に大切なのはここぞというときに頑張ること、最小限の労力で最大の効果を得る。何が会社にとって重要なのかを見極める。無駄な仕事は排除し、会社にとって必要な事だけに時間をさけるような環境を、自分のため自分の周りの人のために作る労力を惜しむな。2024/10/05

クリアウォーター

5
★★★★★本書は、著者が考える3つの二極化を軸に生き残るためのヒントについて書かれている。特に、ITやデジタルに特化している。中島聡さんの本を読むと、いつも自分はエンジニアだということを思い出す。組織の中では管理職だか、組織運営のためにツールやWebページを作っている。やっぱり自分で何かを作ることは大切である。本書にある「プロトタイプを作れ」は私のグループメンバーへ常に伝えている。ISOのプロセスを守ることは大事だが、まずはつくってみないとダメだと思う。重たい組織だが、自分は軽やかに動いていこうと思う。2021/08/21

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