竹書房怪談文庫<br> 西浦和也選集 獄ノ墓

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竹書房怪談文庫
西浦和也選集 獄ノ墓

  • 著者名:西浦和也【著】
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 竹書房(2021/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784801925885

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内容説明

「あのまま家にいたら、巻き込まれちゃうよ」
累々と絡み合う実話の恐怖――「執着」(書き下ろし)より

伝説の怪談の後日談含め大幅に加筆!
書き下ろしも収録した西浦和也待望のベスト版!

希代の怪談蒐集家・西浦和也の代表作を大幅に加筆し、本書だけの書き下ろし実話怪談を多数収録した、記念すべき初のベスト版!
・一本のホラービデオが原因で巻き起こる惨劇、そして恐怖は連鎖して…「黄色いゴムボール」
・繰り返し見る気味の悪い夢に潜む戦慄の正体…「夢の話」
・キャンプ場で遭遇した怪異と身も凍る恐ろしい顛末…「闇で叫ぶ声」
・土地に滲みついた禁忌、その真実に辿り着いた者に訪れる絶望の記録と、忌まわしき後日談を纏めた連作…「獄の墓」
――ほか収録。日常の脇に口を開けた忌み地、絶対に其処を探ってはならない…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

69
実話怪談集。著者の話は奇をてらわないというか、オーソドックスな物が揃っているというイメージである。特に外れという話はなく、今回も割と安心して読める話が多いが…やっぱり「黄色いゴムボール」と「獄の墓」シリーズは尖っているなあ。両方とも関わってはいけないものに纏わる話なのだが、内容が確認できている前者よりもそれが何なのか一切わからない後者の方が一層禍々しさが感じられる。何が起こっているのかわからないが兎に角恐ろしい。これって怪談の本質を考える上で参考になりそうだなあ。他の話も外れは少ないので面白く読めます。2021/04/13

眠る山猫屋

47
YouTube で拝聴した『獄の墓』が知りたくて。オーソドックスと云えばそれまでだが、探ってはいけない、知ってしまったら手遅れな獄の墓の場所と意味。少し調べたら辿り着けそうなところが尚、怖い。近づきたくないけれど、気になってしまうな・・・。色々なプロデュース活動をされている筆者さんだけあって、読み易く引き込まれた。それにしても、見えない事は幸せなんだろうけれど、知らずに近づいてしまうのは厭だなぁ・・・。2024/09/03

ネムコ

34
読友さんにオススメされて手に取りました。いやーこれは凄い。死者が多すぎる。しかも獄ノ墓の意味も因縁もつまびらかにされないのだ。西浦和也さんが亡くならなくて良かった。2022/11/08

33
最後の「獄ノ墓」表題作になる通りジットリ厭な気持ちになるくらい怖い!調べることなんてしないけど。久々に怖い話だった。2021/04/15

かおりんご

31
ホラー。西浦和也さんのベスト本。しっている話もありましたが、やはり「獄ノ墓」の後日談は面白い。調べる気はさらさらないけれど、知らずにその場所に住んでいる人たちには、何も被害はないのかしら?と思ったり。「黄色いゴムボール」は、何度読んでも怖かったです。2021/05/02

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