内容説明
気鋭の政治学者たちが、自民党、民主党の各県連への調査を通じて、
日本の政党組織の中央・地方関係の実態がどうなっているのか、日本の政党は実際にどう動いているのかを
明らかにしようとする政治学の専門書です。
日本の政党政治の機能不全が言われて久しいのですが、
なぜ機能不全に陥っているのかが、本書の分析から、かなりの程度説明できます。
今後の政治改革を考える際に不可欠の一冊です。
目次
まえがき
第1部 政党地方組織の分析枠組み
第1章 マルチレベルの政治システムにおける政党組織
第2章 都道府県議会議員から見た県連組織の実態
第3章 政党の地方組織と地方議員の分析
第2部 自由民主党の地方組織
第4章 県議自律型県連の形成と運営:自民党茨城県連の事例から
第5章 地方政党組織における意思決定の詳細:自民党青森県・秋田県連の事例から
第6章 地方政治における政党の位置づけと機能:自民党岡山県連の事例から
第7章 「代議士系列型県連」と「組織積み上げ型県連」:自民党群馬・静岡両県連の組織構造
第3部 民主党の地方組織
第8章 民主党地方組織の歴史的基盤:北海道と愛知県の事例から
第9章 民主党大阪府連の形成過程と旧民主党の遺産
第10章 民主党地方組織の比較事例分析:徳島県と香川県における建設過程の事例から
第4部 政党地方組織の国際比較
第11章 イタリアにおける地方政党組織の変容と政治制度:トスカーナ州民主党の「例外的成功」からの考察
第12章 韓国における市場志向的政党組織改革のゆくえ
終 章 日本における政党組織の中央地方関係
用語一覧
執筆者紹介
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