文芸社文庫<br> 血の記憶

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文芸社文庫
血の記憶

  • 著者名:麻野涼
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 文芸社(2021/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784286218748

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内容説明

テレビからキャスターの声が流れた。「浜松市内のスーパーで拉致監禁事件が発生しました。事件は昨晩、スーパーの閉店後起き、会社役員の妻と子供が拉致されたと110番通報がありました」どうやらスーパーの駐車場の警備員も一緒らしい。すると拉致事件の報道を目にした女性タレントが急きょ、テレビ会見を申し出た。果たして彼女の目的は──?! 書下ろし社会派ミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はつばあば

51
久し振りの麻野さんです。16年に誤審死・17年に死刑台の微笑。この死刑台の・・の方はレビュは書きましたが挫折本。私もちょっとは大人になったかこの本のレビューに誘われ。よかったです!でも私の周りには東南アジア系の労働者はいらっしゃらないので、悪徳経営者との接触もなく凡々と暮らしています。数日前にもベトナムの方が暴行を受けたとニュースなどで取り上げられているのを観ると胸が痛みます。日本に人がいてもニートや引きこもりで仕事にならないから来てもらって働いてもらっているのです。そのうち罰が当たりますよ(ーー;) 2022/01/27

ヨルン

26
kindleアンリミテッドにて。麻野涼さんという方の著書は初めてでした。長めではありますがスラスラーっと読める感じでした。TVのサスペンスドラマになりそうな感じです。どんでん返しとかそういうのはないのでわかりやすくはありますが後半にかけて若干尻すぼみ感はあるかも。福島がなんのお咎めもなし(車に監禁されてはいたが)というのがイライラしました。2024/07/09

kanki

23
腐乱死体、監禁、切断。犯人の目的は?事件の背景は。社会派ミステリー2022/10/05

鈴木拓

22
日本における外国人問題を背景に、しっかりとしたヒューマンドラマを描いた骨太なミステリー。それにしても、こういう横暴な経営者や幹部なんて実際はいないだろうと思っていると、実は現実の方がもっと酷かったりする。本当の犯罪者は誰なのか。誰が誰を傷つけ、誰が取り返しのつかない行動をしたのか。バラバラになったパズルが一つずつ組み合わさっていくミステリーの醍醐味がある一方、日本社会の問題の根深さを感じずにはいられない。現実の社会においても、正義の鉄槌がきちんと下されることを願う。2023/02/27

machidataketomo

18
前回、悪い女 暴走弁護士を読んだので、もう一度麻野さんの本を読んでみようと読み出したが、やはり前回同様、途中で飛ばしたくなるところもあるというか……退屈になる……といえば失礼にあたるが、前回は涙涙涙(T_T)(T_T)で終わったので、期待して最後まで読みましたが……今回はそうではなかったですね。 内容的には昔あったような月曜(金曜)サスペンス劇場?みたい内容ですね。TV的にしたらいい内容だと思います。2023/11/14

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