内容説明
スティーブ・ジョブズを教えた、アメリカ教育界のスーパースターによる
変化の激しい時代を幸せに生き抜くための最高の教育書！
著者・エスター先生は、シリコンバレーで最も有名な教師であり
グーグルはじめ一流企業の人事育成も担当している。
その型破りでユニークな教育法＝TRICKで育てた３人の娘たちは社会で大活躍。
・長女 →YouTubeの現CEO
・次女 →カリフォルニア大学医学部教授
・三女 →バイオベンチャー創業CEOでグーグル創業者セルゲイ・ブリンと結婚
落ちこぼれ生徒もTRICKで生まれ変わり、ハーバード大や一流大医学部に進学。
「タイムマシンに乗って過去に戻れたら、
この本の教えを見習って、もう一度やり直したいです」
（『ファクトフルネス』翻訳者・関美和氏、絶賛！）
「人を育てる」の本質のすべてがここに。親世代＋学び続ける社会人必読！
・親は赤ちゃんに、赤ちゃん言葉で話しかけるべきか？
・子どもには勉強に専念させるべきか？ 家事を手伝わせるべきか？
・子育ては0～5歳までが勝負である理由
・中高時代にアルバイトやひとり旅をさせるべきか？
・信頼して任せることと、好き放題にさせることの違いとは？
・TRICK＝TRUST、RESPECT、INDEPENDENCE、COLLABORATION、KINDNESSとは？
・受験戦争に勝ち、いい大学、いい会社に入るだけが目的なのはダメ
・人生100年時代、大人になっても学び続ける力を持たせるには？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よしたけ
43
Google創業者のセルゲイブリンの元妻でYouTubeCEOなど、著名な娘3人の母が語る教育本。核はトリック(TRICK)の価値観。トラスト(信頼)、リスペクト(尊重)、インディペンデンス(自立)、コラボレーション(協力)、カインドネス(優しさ)。子供も親も自身とお互いを信頼し、尊重し、互いが自立できるように行動し、力を合わせ、全て受入れ寛容に接することで、冒険心があり、逆境において打たれ強い人格が形成されるというもの。革新的ではないが、過保護にならず子供に過干渉しないことの大事さを改めて理解。 2021/09/30
makimakimasa
15
妻に借りた本。著者はユダヤ系のジャーナリズム教師。エッセンスの半分は1章までに集中し、後半につれ些細な話が増える（失敗に学べと言いつつ失敗話が少ない気も）。でもTRICKの理念は素晴らしい。信頼して責任を与え、思い付きを否定せず意見を尊重し、親と子が学び合う姿勢を見せた、その感謝をまず3人娘が前書きで述べている。子供のやりたい事を理解する、裁量を持たせリスクを取らし判断力を養わす（心配し過ぎNG、命令より提案）、困難を乗り越え成長する機会を奪わない、人生の喜びは人との繋がりや社会への奉仕（他人を助ける）。2021/08/29
カッパ
10
教師としても革新的だったんのだとおもう。頭で考えられるようになりたい。子供のことを放置しすぎずでもコントロールしすぎず人として尊重。たしかにそうだができてるか、、、。 胸が痛い。2021/08/29
tkokon
4
【信じる】○まず信じる。信頼を裏切られたら怒鳴り散らさず、どれだけがっかりしたかを伝え、結果起こりうることを受け止めさせる。○信頼を取り戻すチャンスは与えるが、あくまで自ら取り戻させなければならない。○信頼・尊重・自立・協力・優しさ。○見守り、尊重する。○情熱は強制からは生まれない。●著者の信じる力が半端ない。関美和さんの訳本は外れが無い。2021/05/15
luckyair
3
分量はちょっと多いけど、エピソードからはエスターがいかに並外れた教育者か分かる（シリコンバレーのゴッドマザー）。TRICKの中では、K=Kindnessが今は一番大切と思った。学校制度は創造性を阻害する。本筋と少し違うかもしれないが、以下の文が印象に残った。★熱くなれる目標を追いかけていても、飽きてしまうことは誰にでもある。退屈との付き合い方を学ぶことは、やり抜く力を育てるための大切な一歩だ。退屈はあなたを意外な場所に連れていってくれる可能性がある。それが次の大きな情熱につながるかもしれない。★★★☆2021/11/12
