社寺会堂から探る 江戸東京の精神文化

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社寺会堂から探る 江戸東京の精神文化

  • ISBN:9784326248513

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内容説明

仏教、神道、儒教、キリスト教、イスラーム教などが、多様性と複雑性を保持しながら平和的に共存している湯島神田上野地区。この地域を中心に、人との繋がり方、集まり方、距離感、振る舞い方つまり共存の基盤となる精神文化が、どのような歴史の中で育まれてきたのかを探り、交流や接続が過剰な現代における新しい展望を示す。

目次

はしがき(吉見俊哉)
序論(中島隆博)

I 社寺会堂の現在・過去・未来 ――6施設へのインタビュー
(1) 神田神社(神田明神)
(2) 湯島聖堂
(3) 東京復活大聖堂教会(ニコライ堂)
(4) 湯島天満宮(湯島天神)
(5) アッサラーム・ファンデーション
(6) 東叡山 寛永寺

II 江戸東京の精神文化 ――宗教性と変容
仏教の変容と日本の社会(末木文美士)
神道における宗教性と変容(伊藤聡)
ロシア正教と大地性(山内志朗)
日本の儒教(中島隆博)
座談会(中島隆博×末木文美士×伊藤聡×山内志朗)

III 鼎談 日本の新しい精神文化へ(中島隆博×押見匡純×吉見俊哉)

あとがき(佐藤麻貴)

感想・レビュー

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2
東京の精神文化と社寺会堂: 多様性とその歴史的背景 地域の文化や社会への影響 文化の探求: 各社寺の精神文化の形を探求 歴史や思いに触れる 都市計画と神社配置: 江戸城中心に神社や寺院≒精神的支柱 明治以降配置が崩れ社格変動 近代化と儒学: 明治時代・儒学が教育に与えた影響 近代教育機関の発展と儒学の再編 神道変容: 外来思想との接触→変容 国家神道と自然信仰の狭間での現代神道 現代の宗教的多様性 グローバル化と神社: 神田明神と湯島天満宮 参拝者のニーズに応じた神社の新しい取り組み 文化の多様性と影響2025/01/27

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