それでも僕は歩き続ける

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それでも僕は歩き続ける

  • 著者名:田中陽希/千葉弓子
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 平凡社(2021/03発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582838510

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内容説明

NHK番組『グレートトラバース』でおなじみの著者が、コロナ渦で停滞を余儀されながらも旅を続ける理由を、その半生とともに語る。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

69
それでも歩き続ける。陽希さんの場合は、それが山であり、大地なのだ。対象を変えて考えると、人それぞれ、そんなことがあるのかもしれない。テレビなどを通じての顔しか知らないことを、どう考えるかは、広く考えると、いろいろなことに通じる。そこでは見えない部分が、圧倒的に多いのだということに、想像を広げることができるか。やはり、人との出会いの持つ力を考えざるを得ない。ただ言えることは、ただ、待っているだけでは、そんな出会いにたどり着くのは、なかなか難しいのではないかということ。自分も、歩き続けているつもりだ。2023/02/09

えんちゃん

68
先日松ちゃんのTVでアドベンチャーレースの特集をやっていた。田中陽希さんが前よりもすごく良いお顔をされていたのが印象的。何度も自己葛藤を繰り返し、揺るぎない自分にたどり着いのだろう。真面目に一生懸命に歩き続けること。頑張っている人を見るととても嬉しくなる。パワーを分けて貰える。ヨーキありがとう!これからも応援しています。2023/07/26

rokoroko

30
今300名山を踏破中の田中氏がコロナで山形停滞を余儀なくされた時にまとめた自叙伝。100名山の頃テレビで著者を見て子供と同じような年なのに結構古い手法でチャレンジしてるなと思った。放送を見るうちふと登山靴を買い、一人で娘のリックで高尾にケーブルカーも使って登った。結構くたびれた。そしたら息子が上等なくつとザック、ポール買ってくれたので後戻りできなくなった。ずっと放送は続いていて10代20代の頃登った低い山を登り、娘に促されて35年ぶりに富士山に登れた。槍ヶ岳にも行けた。田中陽希さまさまだ。応援したい!2021/03/21

みなみ

24
日本の百名山を一筆書きで順番に登った作者が、三百名山の踏破に挑んでいるときに書いたエッセイ。ちょうどコロナ禍で県を跨ぐ移動がしにくい頃でもあり、世相が反映されている。「人間って、とてももろいなと思います。どんなに長いチャレンジをして自然からたくさんのことを学び、心が少しずつ鍛えられていたとしても、人からの厳しい反応というのはやはりきついんです」という言葉に共感。心の切り替えが大事だと思いつつ読了。2024/02/16

23
P194『何をもって本気とするか。そうですね、僕はひとつのことを続けられる力が「本気」ということじゃないかと思っています。よく残念だなと感じるのは、子どもが簡単に「絶対ムリ」とか「最悪」といった言葉を口にすること。そういう言葉を口にしてしまったら、もうその先はないわけですよね。(略)言葉が行動を引っ張ることってありますからね。本気で何かに取り組むためには、こういう捉え方はしない方がいいなと思います。(略)その方が、もっと先の自分に出会えるからです。それが「本気を出す」に繋がっていくんじゃないでしょうか。』2023/08/12

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