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内容説明
分身ロボット・OriHime(オリヒメ)を生み出し、いまや世界から注目されるロボット開発者・吉藤オリィ氏が、次世代に向けて「これからの時代に知っておくべき考え方」を伝えた大人気講義を書籍化。
“やりたいこと”よりも、“それを実現するテクノロジー”の方が多い。
そんな時代を自分らしく生きるには、いまの大人たちにはなかなか想像できない「新しい人生のつくり方」がある。
長い不登校生活からはじまり“自己肯定感ゼロ”だった自分の過去をベースに、みんなが「夢中になれることを見つけ、楽しく生きていく方法」をやさしく解説していきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわっち
22
なんか表紙のやさしさと書かれてる内容の濃さが真逆であった。軽い気持ちで読み始めたが、主題は、真剣そのもの。平々凡々と暮らしてるものに活を入れるような本でした。本に人は喜びを拡張することができる生き物だという言葉を大切にしたいと思いました。オリヒメと榊 浩行氏を検索しようと思います。2022/05/09
Naomi
20
著者さんのことは、分身ロボットオリヒメを作った人で折り紙好きだから、「オリィ」と名乗っていることしか知りませんでした。 彼がなぜロボットを作ったのか、生い立ちも含めて知ることができて、すごく興味深かったです。 「黒い白衣」ってヘンなの😆って思ったら、それにもちゃんと意味がありました。 彼が「ワクワクするでしょ?」って言うことに、わたしはワクワクしなくて、人はやっぱりそれぞれだなぁって感じました。 心に残る言葉、ハッとさせられる言葉があちこちにありました。読めてよかったです。2024/02/09
GELC
19
人付き合いが苦手で、AIを友達にしようとして専門学校まで行った筆者が、「AIは孤独を癒す手助けができるまで」と結論付けたのは真実味があった。世界最高の技術を持っていなくても、必要とされる場所はある。「人間らしい暮らしより自分らしい暮らし」という言葉があり、自分の偏りを強みとして活かすことが主題だったと思うが、自分の仕事にすぐにでも活かせそうなエピソードも多々あった。何を作るのかではなく、何を実現したいかの方が大切である。2025/02/20
かお
13
また凄い人の本に出会った!中高生向けに書かれているのかもしれないけど、大人の私も夢中で読み、胸が熱くなった。今まで常識だと思って、我慢していたこと、諦めていた事に工夫すれば改善出来ることがある。初めての考えにハッとした。 これからの時代は、ネットがあって、前は出来なかった事が用意に出来て、調べたり人と繋がったりする能力を上げる事で世界が広がる。確かに! 体が動かせない人でも、社会で働けるかもしれないロボット、オリヒメ。カフェについても調べて見たい。 手元に置いて、子供たちと読みたいと思った☺2023/02/25
まさこ
13
20代の若者のそのままの人生に打たれました!ロボットカフェはそういう背景で生まれたんですね。人と人との繋がりがモチベーションになる。それしかならない。コミュニケーションの道具になるロボットでなければならない。思いが形になる強さってこういうことだなと思いました。また現代の若者ならではの技術や年長者とのフラットな関係は冷静に捉えたい。非常に繊細な青年です。2022/01/30