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内容説明
『スプリガン』『ARMS』などのヒット作で知られる皆川亮二、初の短編集。表題作の他、『ユーキャンドゥーイット?』『S.O.L』『奪還』、諫山創原作の『the Killing Pawn』の全5作を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
23
「さて、そろそろ始めようかね・・・今年もあと少しで終わりだし、年末の大掃除をね!」。優秀な科学者を父に持つ森山緑は突如見知らぬ中年男から命を狙われ、見覚えの無い少年に救われる。彼によれば、双方共に自分の未来の研究を守る、或いは潰す為にやって来た「転送者」であると言うが・・・(表題作)。第二次世界大戦下の小さな戦い、野球少年達の対決、謎のオバチャンの活躍、奇想天外すぎる将棋漫画など、30年近いキャリアの作者の、意外にも初の出版社の枠を超えて描かれた作品を収録したバラエティ豊かな短編集(以下コメ欄に余談)。2021/04/19
活字スキー
20
最近の作品は読んでないのだけれど、『スプリガン』や『ARMS』は大好きだった皆川さんの単行本未収録短編集。描かれた時期にはけっこう幅があっても、キレのよいアクション、クセの強い絵柄、ユーモアのセンスは裏切ることはない。シリアスな『奪還』からのハチャメチャな『S.O.L』みたいな振り幅も素敵。 漫画を描くことを楽しみ、漫画で人を楽しませることを楽しんでおられるのがヒシヒシと伝わる。5作とも面白かったよ! 2021/04/29
かおりっくま
10
ほぼお笑い。バカでしょ(褒めてる)2021/04/30
北白川にゃんこ
7
皆川さん圧倒的画力でバカな事をやってくれるから最高だよな。おばちゃんと例の将棋も載ってるぞ!2021/05/13
新天地
7
まず「転送者」は作中で言われている様に『ターミネーター』な作品。これは漫画よりも一人称と叙述トリックを組み合わせた小説向きのアイデアかも。次に「ユーキャンドゥーイット?」ギャグパートの皆川先生らしさの詰まったコメディで楽しめた。その次がサイレントで描かれる戦争もの「奪還」。往年の戦争映画の趣もあり、故郷と仲間への哀切と諸行無常が心にじんと来て一番好き。その次の「S.O.L」はアクションギャグ漫画でいいのか?これには大笑い。そして最後は諫山創原作の「the Killing Pawn」はアホ過ぎて問題作。2021/04/16
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