内容説明
静電気の新しい応用展開を集大成。環境保護、安全確保に関する技術も幅広く解説
昭和56年発行の現版を全面的に見直し、新版化を図ったもの。内容は、新展開を見せている応用技術を主体とし、たとえば、画像処理、静電気機能材料、コンタミネーション、ノイズなどに関する最新の技術・装置・材料を解説している。また、電子システムの静電気破壊や誤動作の実態を紹介しているほか、、静電気の環境保全面への利用、障災害を防ぐノウハウなどを取り上げ、幅広い分野で活用できる内容構成となっている。さらに、静電気の基礎理論についても盛り込み、基礎教育にも十分役立つ。
目次
序編 静電気と社会
第1章 科学技術文明と静電気
第2章 静電気工学と学術分野
第3章 静電気学会の沿革と活動
第Ⅰ編 環境と安全
第1章 大気汚染
第2章 静電気現象と障災害
第3章 爆発・火災
第4章 コンタミネーション
第5章 電子システムの静電気破壊と誤動作
第6章 障災害防止技術と安全管理
第7章 障災害防止機器・材料
第8章 障災害の事例分析
第Ⅱ編 計測と機器・材料
第1章 基礎・応用計測
第2章 静電気材料物性の測
第3章 高電圧発生と測定
第4章 静電気材料
第Ⅲ編 応用技術
第1章 画像情報技術
第2章 生産関連技術
第3章 細胞・生体高分子操作
第4章 静電エネルギー変換
第Ⅳ編 静電気理論
第1章 静電界理論・電界計算
第2章 帯電現象
第3章 誘電体の電気現象
第4章 気体の放電現象
第5章 静電気による力学現象
第Ⅴ編 資料
1.単位・数表
2.物性表
3.帯電防止剤
4.静電気関連情報
5.国際単位系およびその使い方