内容説明
皇居の盆栽仕立て場、大道庭園
国賓をもてなす五葉松、樹齢600年におよぶ真柏……
宮内庁協力のもと約3年にわたって撮影した貴重な盆栽の四季折々の姿
皇居の一角に大道庭園と呼ばれる盆栽の仕立て場がある。
国賓をもてなす黒松の古木、樹齢600年におよぶ真柏など、大道庭園では宮中行事に用いられる盆栽が大切に管理されている。
それら貴重な盆栽の四季折々の姿を美しい写真で紹介。一般公開されていない、まさに生きた文化遺産ともうべき銘品は必見!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
9
恭しく、凛とした空気をまとい、ひと鉢ひと鉢の盆栽に世界がある。珍しいもの見たさで手にしましたが、すばらしいです。樹齢の高い木ばかりで、それだけでも何かが宿っていそうなのに、きちんと手入れをされ景色を持った盆栽たちに魅了されました。2021/05/08
Tomonori Yonezawa
1
【県立図書館】令和3年3月22日初版一刷。▼宮中の盆栽図鑑といった作りで、『皇室』の連載+掲載しなかったものが加えられてます。▼盆栽はそれはそれは見事なもので、写真からでもずっと見ていられるような出来。▼「特別な盆栽」に銘入りのないものもあることに驚く。▼最後7ページほど、お世話をしている大道庭園のことも載っております。▼銘・君が代松、枝が込み合ってきたために鉢金で枝を下ろし隙間を開けたとの記述あり。その姿を拝観したかった💦▼国賓は困難でしょうが、もてなされた賓客(大使)のコメントもあればなぁ。2021/08/22