内容説明
ぽっこり山のふもとに一軒のおいしいパン屋さんがありました。パンを焼いているのは、気難しく、へりくつばかり返すおばあさんでした。みんなからは、へんくつさんと呼ばれています。季節のおいしいパンで満たされる、心温まる感動物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
58
気難しいおばあさんが1人で営む山のパン屋さん。そこに、小人の少女がやってきます…。設定だけでわくわくしますね。ちょっとジブリ作品のようで、読んでいる間ずっと楽しかったです。井田千秋さんの挿し絵もいい感じ。シリーズ化もありそうですね。2021/01/14
anne@灯れ松明の火
46
複数の読友さんご紹介で気になっていたところ、遠い方の新着棚で。山のふもとのパン屋さんには、人間以外に、動物や小人も買いに来る。こんなパン屋の店主は、ニコニコした人かと思いきや、”へんくつさん”と呼ばれる気むずかしいおばあさん! 意外性が面白いのだが、やっぱり心底意地悪な人のはずはない。さるのへんくつさんとの話など、うるうるもの。また、動物たちがお金ではなくても、きちんと支払いをするのもいい。楠さん初読みだと思っていたら、著者紹介で、「ばあばは、だいじょうぶ」の作者さんだとわかった。他の作品も読んでみたい。2021/01/28
白雪ちょこ
37
表紙や挿絵、パンの細かな作り方など、とても可愛らしいが、内容は至って大人向き。 特に、サルのへんくつさんに至っては、大人だからこそぐっとくるような切なさが漂っていた。 「こういう人いるよね」「こういうことあるよね」。 そういう時は、アンナさんが作ったおいしいパンで、安らかな一時を。 表紙の可愛らしさから、子供向けが漂うが、内容的には中高生から大人に、ぜひおすすめしたい。2023/04/13
みーなんきー
19
へんくつさんはパン屋さん、よくある児童書のように、完璧に親切で明るい人が描かれるのでなく、孤独で尖っていた人が、少しずつ少しずつ、社会に目を開き、自分を変えていく努力をする感じが、自然で、ありそうでとても良い。表紙の絵も夢がある2023/09/24
anne@灯れ松明の火
17
「森の小さな三姉妹」シリーズを読み、再読。確かこびとが出てきたよな~と思いながら、読んでみたら、別のこびとで、三姉妹自体は出てこなかった。でも、もう一度読んでも、やっぱりいいなと思った。へんくつさんと呼ばれているし、不愛想だけれど、本当は優しいアンナさん。こびと、動物たちとの交流にほんわか。ぜひ、こちらの続編もお願いしたい。井田千秋さんの絵も、とってもいい。2025/09/16
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