内容説明
事件は、萩・津和野ツアーに参加した花谷有子の弟が、宿泊先のホテル火災に巻きこまれたことに始まる。そしてツアー仲間のOLが、入院中の病室で犯され、墜落死する。犯人を示す血液型は、AとBの二つ。容疑者は、ツアーの4人の男性。その中で真相に気づいた弟が、「五一五五」の謎の言葉を残して、殺された!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林 一歩
16
後半の矢継ぎ早な展開が、逆に少しまどろしく感じた。イマイチ!2014/01/28
やまだん
9
探偵役の花谷有子の弟が萩・津和野ツアーに参加し,宿泊先のホテル火災に巻き込まれる。そして,そのツアーの参加者であったツアー仲間のOLが,転落死する。この転落死を発端とし,ツアー参加者が次々と殺害されていく。中町信の作品らしく,サービス精神は旺盛。プロローグの描写も含め,意外性の演出がされている。中町信の作風は好みなのだが,この作品の意外な犯人,ダイイングメッセージ,アリバイトリックは,どれもイマイチ。探偵役の行動が突飛で,警察が無能。リアリティのないイマイチな出来の本格ミステリと感じた(40/100)。2021/05/09
夜梨@灯れ松明の火
9
図書館。多分再読。「模倣の殺意」を何十年ぶりかに読み、直後に図書館に行ったので思わず借りてきました。全く内容は覚えていませんでしたが、途中で「この人が怪しい」(笑)と思ったということは…記憶のどこかに残っていたのでしょうか?「津和野」という場所に旅行に行くところからして、やはり昔の作品だなぁと…。でも、さらりと読めますし、旅のお供(特に山陰)にはもってこいかもしれませんね。2013/04/28
kuukazoo
4
見つけたらとりあえず読む中町信。火サス的展開やなあと思いつつ一気読み。伏線の張り方は何となく見えたので今回はそんなに驚かなかったぞ。2016/01/20
kanamori
0
☆☆2011/01/14