内容説明
志村けんさんが2002年に出演されたNHK番組「わたしはあきらめない」の書籍
版。40 年にわたって国民的人気を博し続けてきたドリフターズからデビューし、
「コントの職人」と呼ばれ愛されてきた志村けんさん。数多くのエピソードを披露
し、人生の光も陰も真顔で語る姿に本音と本心がにじむ、ファン必読の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐藤光弘
2
東村山音頭。最初はグー。カラスの勝手でしょ。 ヒゲダンス。 バカ殿さま。アイーン。ひとみ婆さん。変なおじさん。 厳格な父のもとで育てられた少年時代。 音楽とお笑いに目覚めた青年時代。 おしかけて付き人になった修行時代。 最初はまったく受けなかったドリフターズ昇格直後。 この本は志村さんが53歳の時のNHKのインタビュー番組をまとめたもの。 亡くなる直前まで「偉大なマンネリ」を追究し、笑いを作り続けた。 巻末に芸名の由来が。 笑って笑って、涙が出るくらい笑って。 故人のご冥福を心よりお祈りします。2020/07/10
読みmas
0
志村けんの本を短く、簡単に読みたいならこれでいい2016/03/02
やいとや
0
テレヴィ番組のお手軽な書き起こし本かと思いきや、手堅く纏まっている。志村けんという稀代のコメディアンのバイオを知りたければこれは中々にお手頃。ドリフのコントがアドリブ無し、って話は有名だけど、それが「リハーサルでアドリブを遣り尽くして良かったものを板に乗せる」ってやり方をしていたってのは初耳。ひげダンスの音楽が元曲は歌入りだったのをイントロだけを繰り返した、って完全にヒップホップの手法じゃん!と吃驚。カットしてループ、だもんね。志村が音楽好きなのも有名だが、こんな先進性まであったとは!2024/01/11
パスカル
0
偉大なるマンネリ。最期までぶれなかったな。安らかに。2020/04/05