- ホーム
- > 電子書籍
- > 趣味・生活(健康/ダイエット)
内容説明
親しい人たちの病や死を経て、自分自身のこころとからだを知る大切さに気付いた著者。手を介して人々を癒やす「手あての人」との出会いや、整体、アロマセラピー、自然療法など、からだをめぐる旅と出会いの記録を綴った一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろこん。
7
こんな本に出会いたかった!こころと体を整えるために様々自然療法に触れていく案内書。出てくる誰もが優しくて真摯に向き合っているのに心を打たれた。アロマやハーブ、整体、様々なセラピーは一見胡散臭く見られるけど自然の力や見えないものの助けを借りたナチュラルな姿の療法だと思う。根本にあるのは依存するのではなく自ら自分に向き合い自分を治していく姿勢。そのサポートをしますよ、とそばにいてくれる療法士さんに出会えたら幸せだと思う。著者様が急逝されたとのことを知り残念でした。2022/08/15
skr-shower
3
自分の身体に自信のある人は、自信のない人とは体に対する感じ方が違う。確かに良い偶然とは思えない出会いがある事もないとは言えないが、悪く転んだらどうするのかヒヤヒヤする。書かれていることは悪くないのだけれど、TVなどをうのみにする人が多い今少し危険な本では?2020/09/01
sazen
3
★★★★初めの方の、著者が旅立つお父さんを見送るまでの話が良かった。今後、経験するであろう親の介護にも使えそうな情報も盛り込まれている。祖母の認知症が進んで、でも私の事だけは明らかに認識していて、でもその動かない体や表情を前にどうしていいかわからなかった私がもし、この方法を知っていたなら。ちょっと話しかけたり、ぼんやり見舞うよりもっと良い時間を、その場にいた母と私と祖母は共有できたのでは。息を止めた人間が少しづつ生を閉じていく描写が印象的。死を前提にしているからこそ、内容が響く。セルフケア、大事だな。2020/08/30
maaaaay22
2
読むたびに整うようですごい...わたしも受けてみたい施術が多くて、特にぴびっと来たところに予約した。「頭をさわっていると、その人の潮汐をかんじられる。寄せては返す、待つ、行く、流れを知る、待つ、行く....」この言葉だけでゆるんだ。不調には意味がある、に似たようなことばを大切な友達にかけてもらったことがあって、ずっと覚えてる。だからといって神経質になりすぎるのも違う。人にてあてするとき、治れと期待するのも違う、重すぎると。難しいな。自分の力を目覚めさせること。最後のつるやさんのお父さんの言葉もよかった!2023/03/22
snoringdog
2
カラダとこころの状態に向き合って、様々な自然療法を実際に行ってみて感じたことなどをありのまま語っている本で、新しい知識は得られなかったものの、一緒に元気になっていく気持ちがしました。急逝されたとのこと、残念です。。。さらなる発信を楽しみにしようと思ったところでした。2022/02/08