内容説明
世界自然遺産・屋久島。登山やトレッキングのイメージが強い島ですが、山に登らずとも里で素敵な風景に出会えたり、島民に愛されている魅力的なお店が数多くあります。地元出身、現地在住の著者だからこそ自信を持っておすすめできる、一般のガイドブックには載らないとっておきの情報をたっぷり紹介。人、お店、風景……それぞれのエピソードが丁寧に描かれているので、読むだけでも旅気分が盛り上がります。女子旅でも家族連れでも、季節や目的に合わせた楽しみ方はいろいろ。ルートを自由に組み合わせて、自分だけのプランが立てられます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
87
いつだって旅の情報は地元の人に聞くのが一番です。屋久島の一湊珈琲焙煎所を夫婦で営む著者の高田みかこさんが、実際に訪れて島の魅力を伝えています。写真は2008年に屋久島に移住したyu-が撮影したもの。2019年発行なので、掲載されているお店のいくつかは閉店しているけど、sankara hotel & spa 屋久島のレストラン ayana での地元の食材を生かした料理と眺望は素晴らしかった。世界遺産になる前から屋久島の観光を支えてきた里のスター・大川(おおこ)の滝も楽しみです。2024/04/27
おいしゃん
36
屋久島は縄文杉だけじゃないぞ!というのが、よーくわかる、島人による「登らずとも楽しめる」屋久島ガイド。オシャレで美味しそうな店が多すぎで、今すぐにでも行きたい。2019/07/29
シフォン
34
屋久島に行きたいな〜と思っている。著者の高田さんは、屋久島育ちで、東京の出版社に勤務したのち、Uターンの島ライターで「一湊珈琲焙煎所」などを営んでいる。海に囲まれている島は、新鮮な魚介類のイメージがあり、首折れサバやトビウオが名物のようであるが、この本では、島特有の農作物や南国フルーツ、それらを取り入れたイタリアンレストランやカフェ、パン工房が多く紹介されている。やはり、縄文杉が気になるのでハイキングに行きたいが、屋久杉自然館も訪れたい。冬はハイビスカスの花越しに雪山がみられるとは、なかなかない景色。2023/03/04