日本経済新聞出版<br> 未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

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日本経済新聞出版
未来探究2050 東大30人の知性が読み解く世界

  • 著者名:東京大学未来ビジョン研究センター【編】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 日経BP(2021/03発売)
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  • ポイント 600pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532358785

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内容説明

◆「宇宙・生命の真理はどこまで解明される?」「私たちの生活はどう変わる?」――東京大学の独創的な研究者30人が2050年の世界を読み解きます。文理様々な分野の最先端の世界にふれることができる、はじめての本です。

◆「研究の最終到達点はどこか?」「2030年、2050年にはどうなっているか?」「未来社会にどのようなインパクトを与えるか?」経済学、脳科学、素粒子物理学から、西洋美術史、仏教学まで研究者たちが共通質問に答えていきます。真理の探究の進展、社会へのインパクト、異分野間のコラボレーションについて語り、未来像を描きます。

◆五神真・東大総長と藤原帰一・東大未来ビジョン研究センター長の対談を収録。

目次

【脳神経科学】まだ見ぬ「脳のフロンティア」を開拓したい――池谷裕二
【火山物理学】地球のダイナミクスの解明と、火山との共生――市原美恵
【国際精神保健・人権政策】一人ひとりの「違い」こそ、人間と社会の価値――井筒節
【中国経済】変わり続ける「中国」と向き合い、実像を発信――伊藤亜聖
【再生医学】私たちの身体の成り立ちを観て、識って、操る――伊藤暢
【生物化学】ロドプシンが拓くタンパク質科学の地平――井上圭一
【可積分系】今までの数学では解けない世界を切拓く――ラルフ・ウィロックス
【素粒子物理学】超弦理論で世界の基本法則を解き明かす――大栗博司
【放射線生物学】生命は複雑なシステム メダカが教えてくれた見方――尾田正二
【ウイルス学】ウイルス感染症を制圧することは可能か――河岡義裕
【情報ネットワーク】「人を幸せにするユビキタス」とは何か――川原圭博
【データ工学】社会をデータ駆動に変えるデータ工学――喜連川優
【当事者研究】誰もがそれぞれの困難を抱えた「当事者」――熊谷晋一郎
【憲法学】情報通信が変えゆく社会の課題を腑分けする――宍戸常寿
など

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Inzaghico (Etsuko Oshita)

8
熊谷晋一郎教授の「当事者研究」で、この研究の発祥が2001年の北海道浦河町の精神障害者の地域生活拠点にあることを知る。この施設は現在、日本の精神保健のベストプラクティスのひとつであり、「精神病で町おこし」というなんとも過激なキャッチフレーズで年商1億円近く売り上げを計上しているというからびっくりだ。第3部の五神元東京大学総長と藤原帰一元未来ビジョン研究センター長の対談で、いっとき話題になった「大学債」が出てきた。お二人の対談を読んでみて、理屈はわかった。2023/07/04

アコ

2
30人の研究者の方が、それぞれの分野に関する未来を語っています。知らないことがほとんどで、面白かったです。一人一人のページは数ページのため難しくても、何とか読めるのもうれしい。新しい興味の分野を見つけるのに有用な本だと思いました。2022/05/15

エジー@中小企業診断士

2
各テーマ10ページに満たないので、ダイジェストというか、どの研究領域で何が旬だったり課題なのかをさーっと拾える本。中国とリスク社会、仏教、脳、ロボットあたりをオススメ本でさらに学びたい。2021/10/30

アルミの鉄鍋

1
★3 各30人の研究者が自分たちのやっている研究内容や知見を紹介。ちょっとずつの内容なのでそこまで深くは知らないけど、時代に合わせてみんな見る視点が違うのが面白かった。2021/08/07

茶屋博紀

0
もう少し人数少なくして、内容濃くしても良かったかも。2021/09/18

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