ソヴィエト連邦の超兵器 戦略兵器編

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ソヴィエト連邦の超兵器 戦略兵器編

  • 著者名:多田将【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • ホビージャパン(2021/03発売)
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  • ISBN:9784798623191

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内容説明

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超大国ソヴィエト連邦――圧倒的なまでの軍事力で世界を震え上がらせた20世紀の怪物国家。彼らはいかにして巨大な軍事力を築きあげたのかそして、彼らの軍事力の“正体”とは? 物理学者として、また日本でも有数のソヴィエト兵器研究家として知られる多田将氏が、西側とはまったく異なるソヴィエト独自の兵器開発について解説する!

■大祖国戦争(第2次世界大戦)後から、現在のロシア連邦にいたる兵器の発展を、豊富なイラストとあわせて体系的に解説。
「戦略兵器編」では、アメリカと世界を二分した核戦力を中心に解説。

・大陸間弾道弾:弾道弾とは何か著者が専門とする物理学の視点から、人類最強の兵器である弾道弾を技術的に解説。液体燃料式、固体燃料式(および移動発射式)、それぞれの開発史を追う。
・海洋発射型弾道弾:冷戦期、西側を震撼させたソヴィエトの核兵器搭載原子力潜水艦。しかし、潜水艦発射型弾道弾の開発には多くの技術的課題があった!?
・潜水艦:最盛期にはアメリカの3倍と言う圧倒的戦力を誇ったソヴィエト潜水艦隊。なぜこれほどまでの数を揃えたのか? 多種多様に発展したソヴィエト潜水艦の系譜を完全解説。
・水上戦闘艦艇と航空巡洋艦:アメリカ空母機動艦隊という世界最強の艦隊に挑むため、そして味方の戦略原潜を守るため、ソヴィエトが追及した“対艦”と“対潜”の艦隊の実像。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紙狸

16
2021年刊行。弾道ミサイルについての基本的説明を読んでいてアッと思った。弾道ミサイルの軌道は「放物線」ではない!地球の重心を焦点の一つとする楕円軌道である。長い間「放物線」だと思い込んでいた。思い込みはいけないな、と反省。だからこそこうした基礎から説明してくれる本を謙虚に読むことが役に立つ。著者は物理学の専門家。2023/03/10

無重力蜜柑

5
戦略兵器編と書いてはいるが弾道ミサイル(大陸間+海洋発射式)と潜水艦、軍艦についての本だった。ソ連式のややこしい艦名とNATO式の呼称や通称をその都度分けて書いてくれたり、各艦艇ごとの設計思想をその歴史的経緯から整理してくれたりと親切丁寧で分かりやすい。2021/04/13

F4ふぁんとむ

4
大量の対艦ミサイルによる空母攻撃を志向するソヴィエトと、その攻撃から空母を防衛するアメリカ という指摘は、改めて目から鱗だった。その違いが戦闘艦艇の外観に表れていることがわかる。ロシア艦のプラモ作りたくなってしまった。2023/08/14

さわでぃ

0
学研の学習まんがシリーズのような表紙だが、大陸間弾道弾の推進方式だけで数ページ割いたりとかなりガチめの内容。企画化・合理性を体現したアメリカ兵器と比較して、移動発射ICBMや鉄道発射ICBMなどバリエーションに富んだユニークな兵器が多い。これだけの独創性と実現力を注ぎ込めたのも冷戦の賜物。2023/12/02

morelemon

0
ソ連のミサイルと潜水艦・水上艦の開発史。イラストが文章だけだと分かりにくいものですがイラストがあるのでわかりやすくなっていますね。2022/12/23

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