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内容説明
近年の企業不祥事などの問題から,組織構成員の行動を律するひとつの指針として,経営理念とその組織への浸透が注目を集めている。組織アイデンティティ論を基礎に組織と個人の視点のダイナムズムを捉えた理論分析と,大規模調査による実証分析との両輪で,理念浸透のメカニズムとその意義を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ともさち
11
前々から読んでた本。経営理念の浸透とは組織レベルでの浸透と、個人レベルでの浸透に分かれる。組織レベルは、会社のトップの経営理念に関する語りと、メンバーの組織への認知の重なりが大きいとき、その語りが組織の中核となること。個人レベルは、組織レベルで浸透がなされているという前提で、その組織の一員であると個人が認知している(組織レベルでのアイデンティティで自己を捉えている)とき。•••難しい。けど面白い。2016/02/12
Go Extreme
1
経営理念浸透の探求に向けて: 経営理念の重要性と浸透の難しさ 新たなアプローチの必要性 経営理念浸透の複雑性: 理念浸透の研究アプローチ 理念浸透とその次元 理念への行動的関与 経営理念浸透のメカニズム: 他者の理念浸透との関係性 組織的施策の効果と職場要素の影響 組織行動との関係の検証: 組織市民行動との関係 理念浸透の効果 理念浸透と組織市民行動の関係 組織市民行動との関係性の意義 革新志向と職務関与に及ぼす影響 職務関与 理念浸透と革新志向、職務関与の関係の含意 経営理念浸透の複雑性とダイナミズム2017/10/08