角川選書<br> カール・ロジャーズ カウンセリングの原点

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角川選書
カール・ロジャーズ カウンセリングの原点

  • 著者名:諸富祥彦【著者】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • KADOKAWA(2021/03発売)
  • ポイント 23pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047036406

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内容説明

受容・共感・一致・傾聴……現代カウンセリングにおける重要概念の数々を打ち出した男、カール・ロジャーズ。ロジャーズ研究の第一人者が彼の思想と生涯を語る決定版。主要著作・論文をまとめたブックガイドも所収。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

27
言葉と人は、くっついてるから、話者の人生は、知った方がいいの教訓を得た。受容・共感・一致は、どれかひとつでもそうできたらいいねのもの。フォーカシングについては、深く考えさせることの難しさを見た。クライアントそのものの力を利用するということは、治療者の範疇を越えているところがある。2023/06/25

サケ太

18
”傾聴”という言葉を仕事柄良く使うわけなのですが、カール・ロジャーズがどういう意図で使っていたかを知ると、考え方が改まります。カウンセリング、その技法と思考についても学ぶべきことが多い人物ですが、なかなかにクセも強くて面白く感じました。2022/11/01

kayak-gohan

16
現代普及している傾聴を主にしたカウンセリングの原型はカール・ロジャーズに起源がある。自分もかつて受講した産業カウンセラー養成講座でもそれが導入となっており、今春から通う大学の総合心理学部のオープンキャンパスでもロジャーズのカウンセリングが紹介された。事程左様に公的、民間を問わずいずれの組織での研修・講習もカウンセリングといえば、まずはロジャーズという位置づけになっている。しかし、筆者は本書において、現状のロジャーズの思想と方法の理解が表層的で本質的な理解に至っていないと批判する。2023/03/03

Go Extreme

4
ロジャーズを理解するための5つのキーワード カウンセリングにおける変化の過程の発見 ロジャーズの生涯 傾聴は何のために ロジャーズのカウンセリング/心理療法 1955年のロジャーズとジェンドリン 静かなる革命 ロジャーズの結婚・恋愛論 ロジャーズの教育論 これだけは読みたい! 主要著作:カウンセリングと心理療法 クライアント中心療法 心理療法の本質 ロジャースのカウンセリングの実際 自己実現の道 学習する自由 エンカウンター・グループ 結婚革命 人間の潜在力 人間尊重の心理学 静かなる革命 著作集2021/04/16

良家栄

3
最近、あまり人の話をしっかりと聞けてないなと思い、手にした書。 カウンセラーの資格を取る時に学んだ「受容」「共感」「一致」は出来ているつもりでしかなかった、真の傾聴はかなり難しいものであることを再認識させられた。 「人の話をよく聴いてくれる」人は果たして傾聴していると言い切れるのか?親身になって聞いてるのは共感なのか?巷に溢れている自称カウンセラー、本当にカウンセラーと言えるのか? 少なくともこれを読んだら、安易にそんなことは言えないだろうな。2021/11/27

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