眠れなくなるほど面白い 図解 数列の話

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眠れなくなるほど面白い 図解 数列の話

  • 著者名:松下哲【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 日本文芸社(2021/03発売)
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  • ISBN:9784537218824

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内容説明

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「数列」とは、ある一定の規則に従って順に並べられた数の列のこと。銀行の金利や保険料の計算に用いられ、また花の花弁やひまわりの種、台風などもともと自然界に存在していたりと、身近なところに隠されています。本書では、基本的な数列の考え方から、Σ(シグマ)、フィボナッチ数列、フィボナの黄金比まで解説。最終的には、「数列」をただ眺めているだけでも、その美しさに酔いしれるようになります! 数学における微分・積分、確率、統計学などの基礎となるだけでなく、物理学や経済学など様々な分野で必要不可欠な、数学の「道具」のようなもので、事象を説明したり、証明する数式の中にたくさん登場します。その象徴的な存在が数列の総和を示すΣ(シグマ)記号です。関数のy=f(x)とか、積分の∫と並ぶインパクトがありますね。学問の世界だけでなく、日常生活でも数列を使った考え方をするとよいことがたくさんあります。数列の使いどころはなんといってもその規則性にあります。なんとなく並んでいる数や物に規則性を見出だすことで、何度も繰り返して同じ計算する必要がなくなり、複雑な問題があっさり解けたりします。問題解決のために工夫をしたり、規則性を見出したりするのはまさに数学そのものです。数列を使った考え方で、数学的センスを養うこともできます。

松下哲(まつした・あきら)/著
1972年大阪府生まれ。北野高校、東大工学部卒。卒業後、ソニーでテレビの電子回路等の開発設計に従事。2001年の舞台出演をきっかけに俳優・ナレーターとして活動。数学教員免許、情報処理安全確保支援士ほか。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ニッポニア

44
数学アレルギーであった、もう数列が目に映るだけで、痒くなるレベルである。改めて今、その美しさや奥深い魅力が楽しい。以下メモ。使える数列、貯金もローンも、複利方式で。世界が終わる数列。数列が持つ規則性は、数列の本質。今まで見たカラスは全て黒かった、だからカラスは黒い、数学的帰納法。禿頭の毛は1本も0本も同じ、数学的帰納法とパラドックス。無限が辿り着く先、数列の極限。ファレイ数列の使い道、スイカゲームだ。黄金比は日常に使われている。2025/03/10

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