扶桑社BOOKS<br> 世界の未来は日本にかかっている──中国の侵略を阻止せよ!

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世界の未来は日本にかかっている──中国の侵略を阻止せよ!

  • ISBN:9784594087784

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内容説明

想像してごらん 中国が支配する世界を
香港、台湾、尖閣諸島……。中国の「力による現状変更」の脅威が迫る。いま世界の「自由」を「独裁」から守る砦こそ日本である!
“Silent Invasion”を受けたオーストラリアの実情を知る親日家からの熱いメッセージ。

どうか私のメッセージを聞いてください!
近い将来は、皆さんが思っているよりも悲惨なものになりそうです。
タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピンなどのアジア諸国でハイパーインフレが起こるでしょう。
コロナウイルスのパンデミックの間、無責任な政府支出のために、これらの国の通貨は崩壊するでしょう。
中国はパンデミックを引き起こしておきながら、この危機を利用しようとするでしょう。もしかしたら、彼らはそれを計画したのかもしれません。中国はまた別の危険なウイルスを世界に解き放つかもしれません。
クアッド(日・米・豪・印)のメンバーはこの地域を守る準備をしなければなりませんが、アメリカの深刻な内部問題のために、オーストラリアと日本はクアッドでもっと大きな役割を果たさなければならないという厳しい現実があります。
日本は憲法を改正し、尖閣諸島だけでなく台湾を守るために海上で戦う準備をしなければなりません。台湾が降伏すれば、世界は大惨事に陥り、日本は主権を失うことになるでしょう。
日本だけが世界を救うことができるのです。

中国が世界を掌中に収めたら……
もし中国がアメリカ、日本、オーストラリアとの海戦に勝利したら、どうなるでしょうか。
こんな質問をしたら、多くの人が笑って「そんなことはまずありえない」というでしょうが、米国国防総省の戦争ゲームの演習では、しばしば中国が優勢になったという現実があります。
アメリカと日本の勝利は確実とはいえず、中国が台湾、南シナ海、東シナ海を支配するという最悪のシナリオは、遠い未来の空想の話ではありません。人民解放軍の勝利が、日本とオーストラリアにとって何を意味するか考えてみましょう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

0717

10
「第九章 習近平の勝利のデストピアを幻視する」で戦慄した。仰る通り日本はChinaに飲み込まれ、日本省とされ、現在チベット、モンゴル、香港、ウイグルで進行中のジェノサイドが日本でも展開されることになるでしょう。そうならないためにも、日本人よ、早く目覚めて欲しい!という著者の叫びが心に響きました。2021/04/08

カナッパ、ユイッパ

1
(★ 4.5) 困った隣国の中国ですが、経済的に豊かになったのですから、国際社会との協調を考える国になってほしいと思うのですが、幻想でした。その根拠として筆者は「中国では人々の間には共通の利益の感覚がなく、同じコミュニティのなかでの他の人々の世話をするという概念は殆どない」と述べます。であるならば、経済的には有益な隣国ですが、憲法を改正し、尖閣諸島だけでなく台湾を守るために海上で戦う準備の必要性を本書は示しています。本当に、国防の必要性が目の前に迫っていることが実感できます。多くの人に読んで欲しい本です。2021/04/26

Yoshika Komatsu

0
■著者は、元シドニーオリンピック担当大臣ですが、著者の在住している九州北部の歴史文化や、趣味のゴルフに関わる日本の歴史コラムなど、初めて知る情報が多かった。 ■「目に見えぬ侵略」等の豪州の学術論文に比べて、堅苦しさがなく、随所に日本文化への愛情が感じられる内容なのが好印象。 ■現職時代の豪州議会の勢力図や、オリンピック担当大臣としての中国選手のドーピング問題などの実務交渉など経験からの、提言には学者目線とは違った説得力がある。2021/09/30

神遊

0
中国共産党は過去からの中国の歴史を範にしながら独自の世界観で世界をっ侵略しようとしている。台湾が中国共産党に落ちれば日本も中共の属国となってしまうシナリオが不気味だ。2021/06/15

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