DX経営図鑑

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DX経営図鑑

  • ISBN:9784757436787

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内容説明

なぜ、あの会社はDX化に成功したのかーー世界トップ企業の成功事例と失敗要因に迫る
DXを顧客視点から書き下ろした日本初の一冊

会社の業績向上を目指してDXに手を出す企業が後を絶たない。
しかし、DXが企業変革をもたらすのではない。
DXとは、顧客視点で圧倒的な価値提供プロセス変革を行うための武器なのだ。
このツールをいかに使いこなすべきか?
筆者はのメッセージは一つ。
「徹底してお客様のペインを取り除き、お客様にとって新しい価値を提供すること」。
やり方、考え方はここにある。
豊富な事例から自社に最適な手法を見つけ出し、DXを顧客視点で推進してほしい。

――オイシックス・ラ・大地 執行役員/エンゲージメントコマースラボ代表   奥谷孝司氏 推薦!

●勝てるDXの本質 ―次に生き残るのは、誰か?
世界の伝統的企業やスタートアップがいち早く取り組んできたDXの数々。各事例をつぶさにレポートしてきた「DX Navigator」編集部の知見をまとめ、事例分析と価値提供のプロセスを可視化した一冊!

本書は世界全32社のDX事例を収録。いずれも、顧客/ユーザー視点での「ペイン(苦痛)」と「ゲイン(利得)」を切り口に、顧客/ユーザーが最終的に得た「価値」について解き明かす。

Part 1では、従来の商習慣や価値提供の概念を新しい基準に転換させた「ゲームチェンジャー」である9社―Netflix、Walmart、Sephora、Macys、Freshippo、NIKE、Tesla、Uber、Starbucks―を取り上げる。

Part 2では、海外のスタートアップを中心に日本企業も加えた23社の事例を、業界別に紹介。多くの顧客/ユーザーから支持を得た、各社のエッジが効いた斬新なアイデアとその背景に鋭く迫る。

日本の「DXブーム」には問題も潜んでいる。DXとは単なる技術導入やカイゼンを言い換えた言葉ではなく、「ユーザーが最終的に得る価値」を見つめ、新しい価値提供の仕組みを創り出すということ。
これからも続く企業の変革、世の中の変革のなかで、次に生き残るのは誰か?【著者プロフィール】
金澤一央(かなざわ かずひさ):
アジアクエスト株式会社 CMO兼DX戦略室長。大手量販店、大手システムインテグレータを経て2001年ネットイヤーグループに参画。戦略コンサルタントおよびプロデューサーを務めた後、2008年、データ分析専門組織のアナリティクス&オプティマイゼーション事業部を設立し、同事業部長に就任。大手企業を中心に通算100社を超えるデジタル技術導入・プロセス改革のプロジェクトを牽引。2016年、ニューヨーク大学留学を機に同社フェローとしてアメリカのデジタルマーケティング調査・研究を支援。2018年に帰国し、2019年よりアジアクエスト株式会社が運営するデジタルメディアのDX Navigator設立に参加、編集長兼DXフェローに就任。2020年より現職。

DX Navigator編集部:
アジアクエスト株式会社のデジタルメディア「DX Navigator」にて、執筆・制作を担当。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

36
欧米のeコマースの返品数は全体で返品率が20%から30%と膨大になり、これらの商品の多くは廃棄される。返品オペレーションに必要なコストやリソースも膨大なものになるからだ。つまり、返品を受け付け、倉庫に再保管し、再検品し、再び商品在庫に加えるという一連のオペレーションは煩雑で、また、再利用商品は「訳あり」値引き販売で利ざやが下がる。ワシントンD.C.で2004年に創業したOptoroは、返品の再還流に特化した、リバースロジスティクス(返品物流)やリコマース(再販売)という領域に着目した。2021/12/09

あちゃくん

33
「どんなペインを取り除くことで、ゲインという喜びが最大化できるのか」という観点からデータをどう扱ったらいいのかを考える。2022/08/20

エリナ松岡

9
ちょっとペラペラとめくって、良さそうだったので読んでみました。DX成功事例が20以上載ってて、その中にはスタバやネットフリックスなんかも含まれているので、会話の中で具体例を挙げるのに使えそうです。また、解説、分析が丁寧なので、DX以前に企業戦略云々とかに疎い人にもお薦めできそうです。2021/06/10

ken

6
DXに取り組んでいる企業の実例が二十ほど掲載されている。 従来の業界の不便(ペイン)がDXの活用でどう変わり、価値(ゲイン)をもたらしたのか。バリューチェーンのビフォーアフターで図示されているので分かりやすい。戦略本や話の種としても有用。それにしても、変化は本当に速いと感じた。2021/07/04

ミ酉

3
良本。30社以上のDX事例が紹介されている。文章もわかりやすくすらすら読めた。2022/01/23

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