内容説明
心の強さはどこから生まれるのか――?名シーン、キャラクターがもっと深く愉しめる!…………………………………………………………人はなぜ『鬼滅の刃』の世界に熱狂し、とりこになってしまうのか――。それは主人公や重要なキャラクターたちの絆、葛藤、心の成長が見る側の心を大きく揺さぶるから。その謎を心理分析すると、もう一つのストーリーが浮かび上がってくるでしょう。 ――清田予紀…………………………………………………………たとえば「全集中の呼吸」を認知心理学で見てみると――◇最新心理学で読み解く「炭治郎の勝負強さ」の秘密◇女性が我妻善逸にクラッときてしまうワケ◇禰豆子にかけられた「暗示」のすごい力◇胡蝶しのぶと冨岡義勇の“恋の確率”◇「胸を張って生きろ、心を燃やせ」の『心身相関』効果
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
111
鬼滅の刃を心理学で分析してみようって試みの本。最近、子の手の本を多く読んでるが、単純に頷けることが多くて面白いからに他ならない。 こうやって後付けの心理分析をしても、作品やキャラの根底にあるものがブレてないから、ちゃんと成立するんだろうな。言ってみればそこが鬼滅の刃の面白さを支えているし、作者の吾峠呼世晴の凄いところなんだろうなと改めて思った次第。 さあ、また鬼滅の刃を、読み返そうか。2021/04/26
たまきら
32
原作者にきちんと断っているのかなあ…とちらりと思いましたが、結構楽しく読みました。著者自体が相当この漫画を読み込んでいることがよくわかります。2022/01/13
TAKA0726
13
鬼滅の刃が共感を得たのは、哀しみや苦しみを抱えたキャラクター達のバックボーンを丹念に描いたから。漫画のセリフはフキダシで書かれ「額縁効果」で印象に残る。強いメンタルを持つべく、持っているように振る舞う「行動習慣法」心身相関。どんな困難でも粘り強くやり続ける「GRIT」、思っている事を口に出すことのより理解が深まり気づき、頭の中が整理される「アウェアネス効果」、自らに語りかけ鼓舞する「ラベリング効果」、服装を帰るだけで合った行動をとる「役割効果」、イジられキャラ「攻撃誘発性」が高く気安さが炭治郎の勝負強さ。2023/07/17
朔麻
4
GRIT=困難でも粘り強くやり続け、自分の方向性を理解している。アウェアネス効果=思っていることを口に出すことで、理解が深まったり頭の中が整理されやすくなる効果。ラベリング効果=自分にラベルを張ることでその通りの行動をとる。ゲインロス効果=ギャップ萌え。ダニング・クルーガー効果。部下の信頼を得る条件・必要な時はいつでも会える・判断が的確・言行一致・口が堅く信頼できる・誰にでも分け隔てない対応・誠実に対処・自分が不利でもかばう・意見を隠さない・約束は守る・真剣に聞いてくれる。柱は目にハイライトがない。2021/10/11
H Shimomura
3
鬼滅の刃のいろいろなシーン。各キャラクター達を心理分析してくれている内容。これは面白い。 最後に書いてある、鬼殺隊を最後まで支え続けた力とは、レジリエンス:折れない心 逆境を乗り越える力 ①感情をコントロールできる ②未来を楽観できる ③自尊感情がある ④自己効力感を持てる 自分ならできるという自信 ⑤まわりの人と一緒に生きていける ふむふむ。私の仕事のスタイルに似ているような。 2022/04/08
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