ハーパーコリンズ・ジャパン<br> 死ぬまでにしたい3つのこと

個数:1
紙書籍版価格
¥1,439
  • 電子書籍
  • Reader

ハーパーコリンズ・ジャパン
死ぬまでにしたい3つのこと

  • ISBN:9784596541512

ファイル: /

内容説明

北欧新星デュオが放つ
進化形、警察小説!
肌に刻まれた3つのチェックボックス。
すべてを埋めたとき、少女たちは姿を消す――
あなたもきっと騙される。

・スウェーデンで100人に1人が読んだ話題作!
・世界16カ国で刊行決定!
・オーディオブック部門ベストセラー1位!
・2020年度クライム・タイム賞新人賞受賞!

スウェーデンを代表する企業の社長令嬢が大量の血痕を残して失踪した。
少女は腕に3つのチェックボックスのタトゥーを入れ、直前に最後の1つを埋めていた。
10代の少年が容疑者に浮上したものの遺体は発見されず、
未解決のまま時が過ぎた10年後、同じタトゥーを入れた少女の死が判明する。
ある事情から素性を隠し再捜査に加わったFBI捜査官ジョンは、
事件の深い闇に囚われていき……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

64
スウェーデンの警察小説。2019年のアメリカ、病室で目が覚めたFBIの捜査官。2009年のスウェーデン、大企業経営者夫婦。交互に語られる前半から先が気になって仕方ない。行方不明になった社長令嬢と、アメリカの捜査官がどう繋がるのか。そして事件が動き始める。両国の違い、疑わしい登場人物、なかなかスリリングな展開だった。本作は2020年の作品、英語からの重訳らしいが素早い翻訳本で嬉しい。続編がこの春に発売されるようなので、ぜひまた読みたい。2021/04/03

しゃお

36
スウェーデンで社長令嬢が失踪した10年前の事件が再捜査に。その捜査チームにFBI潜入捜査官ジョンがそもそも命を狙われている状況で正体を隠して加わるので、最初から危機感と緊張感が。ところがこのジョン、捜査官として光るものがありながらどうにも危うさがあるせいか予想を次々裏切られる展開になりグイグイ読ませます。更にはジョンが潜入捜査で受けたPTSDが余計にスリリングさを加え終盤になだれ込んで行きます。最後の最後もまたジョンのスウェーデンでの警察官としての人生を予測を裏切る展開。ジョンの人生の行方は果たして?!2021/03/07

ほちょこ

34
主人公の背景がゴテゴテし過ぎてて、こんなに登場人物必要か?と思いつつも、事件の展開は読ませるものがあった。そして、案の定、ほうら、不必要なものばっかりで、収まりきらなかったじゃんかー!...と思ったら、続編あり。はいはい。最近のパターンですね。待ちますよー。2021/10/01

maja

27
スウェーデン警察小説。元FBI捜査員のジョンは刑事の新たな身分を手に故郷で10年前に起きた大企業令嬢の失踪事件に取り組むが。潜入捜査報復措置のための証人保護プログラムの身の上で異父弟が容疑者となっている事件を扱い周囲に簡単に自分の身元を明かしすぎるジョン。危なくないのか。登場人物たちの揺れ動くなか立ち回るジョンにハラハラする。大事では不覚になる彼がこれから組織の追跡をどうかわせるのかちょっと楽しみ。2021/09/05

シキモリ

26
複雑な事情を背負った主人公が弟の殺人容疑を晴らすべく奔走するスウェーデン発の警察ミステリー小説。650頁を越える大作だが、然程中弛みすることもなく、最後までほぼ一気読み。所謂ご都合主義的な展開は目に付くものの、このパターンでこの真犯人は割と意外性があって面白かった。自信家の割に軽率短慮な主人公・ジョンのキャラクターは突っ込み所多し。単発のクライムものとしてはかなり理想的なラストシーンだと思うのだが、続編が蛇足にならないことを祈るのみ。邦題は英題「The Bucket List」の様にはいかないものですね。2022/01/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17578200
  • ご注意事項