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内容説明
サラリーマンがボトムアップで取り組むSDGsのケーススタディとなる1冊!
自分の関わる仕事の延長線上に、誰かが苦しんでいるという事実を知った時、そこから目を背けず、何かできることはないか。1人のサラリーマンが、そんな思いから、インドのオーガニックコットン栽培支援を開始、みんなが幸せになれる循環を生み出すために奔走した。SDGsへの取り組みが広く叫ばれるなか、本当の支援とは? 持続可能な社会とは?という命題に向き合う1冊。
サステナブルビジネスの本質に迫る
「会社人」から「社会人」になるためのバイブル
インドでつむいだ「みんなを笑顔にするコットン」
オーガニックコットンであることに意味があるのではなく、農家や大地の未来のことを考える人たちがたくさん集まっていくことに意味があるのです。「有機的(オーガニック)」な「つながり」こそが、僕たちが求めていかなければならないことなのです。――――サラリーマンが所属を超えて挑む「永続的な発展」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sanchai
3
著者の自己成長ストーリーとしては確かに読めるのだけれど、これまでの12年間の展開の過程で著者が世話になったという人々が、著者の言う「指揮命令系統のない共働態」という考え方に基づいて、その後何をやろうとしているのか、プロジェクトに関わる各々の方の成長ストーリーにも興味がある。加えて、著者には社長を務めている本業がある中で、この財団法人の代表理事の仕事とどう折り合いをつけていくことができるのだろうかというのにも、関心がある。2021/05/07
Go Extreme
2
2019年に見たインドの風景 自分の仕事で誰かを助けることができるかもしれない:しあわせ社会学の確立と実践 オーガニックコットン 悪循環を善循環に 富の移転と考えるな、大地への恩返しを プロジェクトの開始とインドの現実:違和感とサプライチェーン 立場の違いを超える意思 課題の連絡のはじまり 灼熱の地で、スタート地点に立つ:迷ったら難しいほうを選べ 選択肢のあるしあわせ 光もあれば闇もある 創業や易く守成は難し:エシカルか 神様はさらに困難を与える:真の永続性 インドの神さまのさらなるお告げ 財団の設立2021/03/18
Sanchai
2
発刊と同時に即読んだ。基本的には著者のライフヒストリーが中心だが、一部の章末にはその道の専門家で著者の構想実現を支えた人々が寄せたコラムもあり、それらを合わせてこの価格というのは相当コスパがいい本である。構想から常に苦労して12年やってこられて、どうやって今の事業の姿になっていったのかが描かれている。フェリシモの社風がこういう人を育ててきたんだなというのも感じる。いい会社だと思う。事業が今後も続けられて、10年後にこの本の続編が生まれていることを今から期待している。2021/02/09
お抹茶
0
綿花を栽培する際に使用する農薬や化学肥料などを買うための借金が返せなく自殺する問題を契機に,カタログ通販会社の社員が始めたPBPという取り組みを辿る。未来志向の若者がオーガニックコットンを使った服を探し始めている。著者は,選択肢の中から自分の意思で道を選べることが幸せではないかと考える。組織はA型構造で,ピラミッド的に可能性を閉じ込めてしまうから,W型に可能性を広げること。動かない人を批判する時間があるなら,自分が動いて一緒に動いてくれる人を探して,引き出しを増やす。2021/11/07
キナちゃん
0
SDGsについて学べるとともに、1人の会社員の冒険譚としても楽しめる。当たり前に身近な製品でも、それが持続可能か、誰か(どこかの国)に負担をかけていないか考えてみるきっかけになった。2021/08/22
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