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内容説明
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みずほ銀行、日本製鉄、東京海上日動、キリンビール、王子製紙、日本郵船……。
生涯に500を超える企業、600を超える社会事業の創設に携わり、明治日本の礎を築いた渋沢栄一。
武蔵国の農家に生まれた男はいかにして「日本近代経済の父」と称されるまでになったのか?
渋沢栄一の激動の生涯を劇画で鮮烈に描く――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ただいま蔵書整理中の18歳女子大生そっくりおじさん・寺
60
まるで邱永漢の本や『漫画与沢翼物語』みたいな表紙だが、今年のNHK大河『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一の漫画伝記である。私はこの漫画を描いた伊賀和洋さんの絵が好きで、小池一夫原作の『男弐』(特に土方歳三パート)や、実話系の漫画誌に載っているものを愛している。絵のタッチが好きである。時々、芳年の浮世絵みたいな構図を感じたりして良いのだ。本書は渋沢栄一の少年時代や幕末期にページが割かれ過ぎ、維新後がいささか駆け足なのだが、それでも良い本である。大河ドラマも今のところ名作で嬉しい。この角度の幕末もあるのだ。2021/03/05
nbhd
14
劇画の画力がハンパなく、雄々迫力のある一冊。渋沢さんの核となる人生の断片を、歴史的事実よりも「情動」に忠実に描いていて、子ども向け学習漫画と一線を画している。とりわけ、欧州フランスへの旅路の途中、寄港した英領香港で、牛馬のような扱いを受ける被支配民の姿をかいまみるシーンは心に残った。渋沢さんの鉄板エピソードの一つ、大隈重信による官僚抜擢の強圧説得はやはり面白い。知識不足を理由に官僚仕えを固辞する渋沢さんに対し、大隈は「新政府で仕事の知識を十分に持つ者などいない!」と言い放つ。歴史を動かした一言だと思う。2024/09/09
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